ドッグランや散歩中に他の犬と喧嘩をしたり、多頭飼いの犬の喧嘩に困ってはいませんか?
人間が喧嘩をするのはいけないことですが、犬が喧嘩をするのはコミュニケーションの場合もあります。
しかし、きちんと理由がありますから、人間がどのような理由で犬は喧嘩をしているのか見極める必要があります。
目次
喧嘩をする理由
順位争い
ドッグランや多頭飼いなどで犬同士が喧嘩をしていたら、どちらが偉いか決めようと喧嘩をしているのかもしれません。
犬によってはどちらが偉いかは決めず、その場の雰囲気で主導権を握ったり、握られたりというものもいるのですが、「自分が絶対に1番だ」という犬もいます。
大抵、どちらかが降参して終わるので、体格差が極端にない場合は止めさせないほうがいいでしょう。
飼い主が特定の犬にだけ贔屓している
犬は嫉妬をする動物です。
特別扱いしてもいいのはリーダーだけです。
多頭飼いをして、特定の犬をかわいがると他の犬は嫉妬し、贔屓された犬を攻撃するようになることがあります。
他の事例では、贔屓された犬が他の犬から攻撃をされて命を落としたというものもあります。
メス犬を取りあっている
避妊していないメス犬を去勢していないオス犬同士が取り合っています。
これはどちらかが命を落とすまで続けられますので、早急にメス犬を避妊するかオス犬を去勢しなければいけません。
犬の避妊や去勢は可哀そうだという飼い主もいますが、避妊や去勢をしなかった場合にもリスクはあります。
一般的に避妊や去勢のメリットは生殖期の病気を避けるということがいわれますが、それ以外にも子どもっぽさを残したまま、大人になるので扱いやすいというもの。
避妊や去勢をしない場合のメリットは繁殖が出来ることですが、繁殖をさせた場合、子犬の飼い主を探したりしなければいけません。
リスクはドッグランで遊んでいたメス犬が知らない間に妊娠していたやオス犬が見知らぬ人間の女性に性的興味を持ち、押し倒してしまったといったことです。
リスクがもし現実化した時、しっかりとした対応が出来ないと思う場合は避妊や去勢は重要な選択肢です。
犬が他の犬を怒らせた
犬も怒ります。
相性が悪い
これだけはどうしようもないです。
犬同士、相性があります。
人間だったら、その気持ちを隠して、嫌いな人ともお付き合い出来ますが、犬はそれが出来ません。
対象の犬と顔を合わせないように生活をさせましょう。
喧嘩の予防法
ドッグランといった他の犬や飼い主と関係する場所では、犬同士のトラブルが人間同士のトラブルに発展することもあります。
事前に犬のトラブルの気配を察知し、人間のトラブルも予防しましょう。
犬が興奮してしまってからではコマンドは利かないので、犬の様子で判断します。
犬が凝視し合う。
これは犬の喧嘩の予兆です。
自分の愛犬が嫌がっているもしくは自分の愛犬がちょっかいを掛けている犬が嫌がっている。
喧嘩に発展するかもしれません。
明らかに片方の犬が降参しているのに、一方的に攻撃をしている。
これはやり過ぎです。
犬の耳が寝ていて、歯を剥き出しにしている。
犬が本気で喧嘩をしている時です。
まとめ
犬が喧嘩をするのは様々な理由があります。
気心知れた親しい犬同士なら、喧嘩しながらじゃれ合っています。
この場合、お互いどうすれば傷つかないのか分かっているので、放っておいてもいいでしょう。
しかし、中には相性が悪かったりなどの理由で、本気で喧嘩をしている犬もいます。
その場合は止める必要があります。
ドッグランなど不特定多数の犬と会うような場所では、喧嘩の兆候、嫌な雰囲気を感じたら、外に出ましょう。