犬のもってこいの基本のしつけ方

ボール遊びの時に重宝するもってこいのコマンドはしつけが難しいコマンドの1つでもあります。

しかし、犬が飼い主の元に物を持っていけばいいことがあると理解すれば覚えるのは早く、遊びを通して犬に覚えさせることは可能です。

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犬のもってこいの基本のしつけ方

(1) 室内で、犬にリードをつけ、ボールを用意する。

(2) 手近な所にボールを投げ、犬がくわえた瞬間にリードを引き、犬を引き寄せる。

(3) 犬が来たら、褒めて、おやつを与える。

犬がルールを覚えるまで繰り返します。

普段から、1人でいる時間が長いと1人遊びをすることに慣れてしまっていることがありますから、その場合は習得までに時間が掛かる場合があります。

もってこいのしつけのコツ

犬がもってこいを覚えないのは、飼い主に物を持って行った際のメリットを知らないからです。

ボールを飼い主の元に持って行けば、もう一回投げてもらえて、もう一度追いかけることが出来ることを知れば、進んで飼い主の元へボールを持ってくるようになります。

なお、前述したように、1人遊びに慣れてしまっている犬の場合、飼い主と一緒に遊ぶということをそもそも知らない場合があります。

そういう場合はもってこいを教えるよりも先に、ひっぱりあいっこなどで一緒に遊んで、一緒に遊ぶということを教えるところから始めてもいいでしょう。

基本のしつけ方がうまくいかない場合は犬が偶然に物を持って通り掛かった時に、「持ってこい」と言って、引き寄せ、おやつを1つあげるという方法もあります。

他には人間がもってこいの見本を見せるという方法もあります。

人間が見本を見せる時も犬役の人間におやつをあげることを忘れてはいけません。

もってこいの成功の基本は犬が物を飼い主の元に持っていったら、得をすることがあるということを知ってもらうことです

まとめ

犬のもってこい遊びはもっとも難しいコマンドの1つです。

理由は、自分が持っているものを人間に渡すメリットがないからです。

犬は所有欲があるので、たとえ飼い主といえども自分が持っているものを渡すということに抵抗を抱くことが多いようです。

抵抗を減らすのが、犬にとってのメリットと飼い主との信頼関係です。

飼い主との間に信頼関係があれば、犬は飼い主に物を渡しても自分の元に戻ってくるし、渡したほうが得すると理解しやすいです。

しつけは飼い主と犬との信頼関係があって初めて成り立つものなので、普段からしっかりとコミュニケーションを取りましょう。

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