犬をしつけられないと悩む前にやりたいこと

犬をしつけられないと悩む飼い主は多くいます。

犬のしつけ本やネット情報は溢れているのに、犬は吠えたり噛んだりと問題行動ばかりする。

いわば、お手上げ状態です。

一方の犬のほうが人間をしつけ、言うことを聞かせているということも珍しくありません。

犬が冷蔵庫の前で吠えたら、飼い主は犬に冷蔵庫の中のものを与えることが決まりといったことが実際にあるのです。

犬でもしつけが出来るのですから、人間が出来ないはずはありませんがどうしたらいいのでしょうか?

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犬のことをどれくらい知っていますか?

犬は高い知能を持っており、必要な運動量も多いため、本来、飼うことが難しい生き物です。

昔は噛むことも吠えることも当たり前と思われ、庭で鎖で飼われていたので、しつけ以前の問題だったので飼うことは容易だったでしょう。

犬をしつけられないというのは大きな悩みですが、一方で犬についてどれだけご存知ですか?

飼っている犬種の歴史、なりやすい病気、生態、本能、カーミングシグナル……と犬という生き物1頭だけでも様々な要素があります。

犬種によっても寿命は違うこともご存知でしょうか。

一般的に大型犬は短く、小型犬は寿命が長いのが特徴です。

チワワでも人間の腕くらいは千切り噛むことが出来る顎の力を持っていることはご存知でしょうか。

日本はペット後進国なので、飼いたい時にペットショップですぐに買えますが、外国では犬を飼うのに免許制の国もある上に、ドッグスクールで飼い主がしつけ方を勉強するのが当たり前だったり、大型犬の飼い主はドッグスクールでの勉強が義務付けられている国もあります。

元々、飼うことが難しい動物を勉強もなしに飼うという日本の仕組みは無茶でもあります。

たとえ、衝動買いだったとしても、子犬の時代は寝ていることも多いので、充分に勉強する時間はありました。

犬をしつけられないと悩む前に

犬のしつけについてしっかりと誰かに教えてもらい、犬について勉強しましょう。

ドッグトレーナーに犬をしつけてもらうのではなく、しつけ方を教えてもらうのです。

今ではドッグトレーナーの学校も土日や夜間だけ通うことが出来るものがありますから、検討するべきです。

本やネットの情報を見てもうまくいかないのなら、飼い主に大きな問題がある可能性が高いと言うしかありません。

犬のしつけは犬の生態や本能を無視してはいつまで経ってもうまくいきません。

犬の「あれしたい」「これやってほしい」というわがままを尊重するのではなく、犬の生態を尊重してしつけやコミュニケーションを行うのです。

しつけられないと悩む多くの人は犬を擬人化し過ぎたり、甘やかし過ぎていることが多いです。

まとめ

犬をしつけられないと悩む人の中には犬という生き物をきちんと理解していないで、人間にしか通用しないようなしつけをしようという人が多数見受けられます。

人間だって人間以外の動物のしつけを受けたところで上手くいくわけがないのと同じで、犬には犬のしつけをしなければいけません。

そのためには、犬のことを知る必要があるのです。

飼い主の中には自分が飼っているビーグルを大型犬などと言い、自分の飼っている犬種の特徴すら分かっていない人も少なくありません。

乱繁殖などでめちゃくちゃな血統から生まれた犬の中には、衝動を我慢出来ずに吠え続けたり、凶暴だったり不安感が強いといった問題を抱えている場合もあります。

犬は生き物ではありますが商品なので、日本のペットの犬の中にはこういう性格の犬も少なからずいるのが現実です。

こちらはしつけではなく、精神安定剤などでコントロールしなければいけません。

犬のしつけの勉強もしたけれど、どうしても改善しないという場合は、犬側の先天的な問題であることを疑ったほうが良いでしょう。

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