犬が喧嘩をしてしまった!
ドッグランなどで犬の喧嘩は珍しくはありませんが、飼い主としては冷や汗ものです。
特に、大型犬と小型犬のように体の大きさがあまりにも違う犬の場合、小型犬は大怪我を負う可能性が高く、怪我をする前になんとか喧嘩を止めさせたいものです。
どのように喧嘩を仲裁すればいいのでしょうか。
目次
犬の喧嘩を仲裁する時の注意点
犬はチワワとはいえ、腕の肉を引きちぎるくらいに顎の力は強いので舐めてかからないことが大切です。
喧嘩を仲裁する時は噛まれる恐れがあるので、犬の口に手を近付けてはいけません。
手を近付ける時は豚皮などの分厚い手袋をつけるべきですが、これも気休め程度です。
長袖の衣服が好ましいです。
本気の犬は急所を狙うので、出来るだけ首を守るためにもタオルを巻いておきましょう。
犬の喧嘩を仲裁する方法
出来るだけ早く、2匹を引き離します。
ドッグランのような場所であれば、多くの人の手を借りて犬を引き離すのは容易でしょう。
しかし、多頭飼いなどで複数の犬と飼い主1人だけということもあります。
1人の時は分厚い手袋、首にタオルを巻き、長い棒を持ちます。
棒が手の代わりです。
棒と体を使って、犬の間に割って入り、2匹を引き離し、違う部屋に連れていきます。
喧嘩をする理由は単に性格が合わない場合もあります。
しかし、オス犬同士の場合縄張り争いをしていたり序列争いをしていることもあります。
どちらかが負ければ簡単に話を終わるのですが、どちらも引かない状況です。
なお、喧嘩の原因によってはいくら仲裁しても止めることが出来ない場合もあります。
それは、2頭のオスがメス1頭を取りあうケースです。
通常、犬はつがいとなるのが普通ですから、オスは熾烈なメスの奪い合いをすることになります。
オスを去勢するかメスを避妊するかのどちらかしか対策の方法はありませんし、しつけでどうにか出来るものでもありません。
まとめ
犬の喧嘩の仲裁をする場合、覚悟が必要です。
犬の中には人間に攻撃をすることに躊躇いがない場合もあります。
ドッグランなどでは多くの人がいるので引き離すのも楽ですが、自宅で1人の場合は分厚い手袋と長い棒を持って犬を引き離します。
喧嘩の原因が分からないようであれば、ドッグトレーナーに相談をして対処法を教えてもらうべきです。
原因によっても対処法が違うので、しっかりとした原因をプロに見極めてもらいましょう。
オス犬がメス犬を奪い合っているというのが原因の場合、本能が喧嘩をさせているので、しつけだけでは喧嘩を止めることは出来ません。
メス犬の避妊かオス犬の去勢だけが解決策です。