犬は狼が家畜された生き物です。
人間と長く暮らす内に、改良されたせいもあるのですが、狼と同じ部分も残しながら、様々に変化し、犬となっていきました。
その中の変化の1つが多様な鳴き声です。
狼はあまり鳴きませんが、犬は人間とコミュニケーションを取ったり、敵を追い払ったり来たことを知らせるためによく鳴くようになったのでした。
犬が甘える時はどのような鳴き声を出すのでしょうか。
目次
甘える時の鳴き声
「キュンキュン」や「クーン」という鳴き声です。
体をすり寄せるような仕草もすることがあります。
甘えたい時以外にも遊びたいという時や心細い時にもにもこのような声を出します。
撫でてあげたり、コミュニケーションをとってもいいでしょう。
構ってもらえて、嬉しさをなんとか抑えようと身震いする犬もいますが正常です。
しつけによっては犬を見てはいけないや無視しなさいと教えられることがありますが、そのような接し方が犬の寂しさに拍車を掛けていることがあります。
犬舎が別にあり使役犬にするでもない限り、純粋なペットとして犬を飼っているなら、小さな子供と同じような感覚で接してあげるといいでしょう。
甘える鳴き声がひどい時
何故、そのような鳴き声で鳴くのでしょうか?
理由が分からなければ、対処法も分かりませんから、犬を観察し、犬が鳴くタイミングなどを調べてみて下さい。
明け方ケージの中で鳴いているのなら、周りに誰もいなくて寂しいのかもしれません。
本来、犬は群れの仲間で身を寄せ合って眠る習性があるため、寝る時も近くに人がいたほうが安心出来ると思います。
飼い主が寝ている部屋を犬の寝室にしてあげるといいでしょう。
犬に好きな場所で眠ってもいいと自由にさせると、多くの犬が飼い主と一緒のベッドか近くで眠りたがりますから、飼い主のベッドの近くに犬用のベッドを置いてあげましょう。
まとめ
犬が甘えた時に出す鳴き声は「クーン」や「キュンキュン」です。
甘える以外にも遊びたいなど何かを訴える時にもします。
飼い主に体をすり寄せるような仕草をすることもあります。
しつけによっては甘える鳴き声を出した時は犬を無視するようにと教えられることもありますが、家庭のペットの場合は犬にかまってもいいでしょう。
あまりにも甘える鳴き声がヒドイという場合は何が原因なのかをしっかりと見つけないと、解決することは出来ませんので、飼い主がしっかりと犬を観察して下さい。
ただ、犬の多くは若い時ほど甘えた声を出しますから、時間が解決することもあるでしょう。