ごはんの時に吠える犬のしつけ

ごはんの用意を始めようと立ち上がっただけで犬が吠えるという悩みを抱える人は少なくありません。

あまりにも大きな鳴き声は近所迷惑になる可能性もあるので注意が必要です。

どうしたら、犬が吠えずに食べてくれるようになるのでしょうか。

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ごはんの時に犬が吠える理由

(1) ごはんの回数が少ない。

子犬の頃は1日3回から4回に分けてごはんを与えます。

しかし、ペットショップから、「1日2回あげれば大丈夫」と指示された人も少なくないようです。

それは胃が充分に大きくなった成犬のエサのタイミングになります。

本来は1日3回から4回に分けて与えなければならないものを、ペットショップで1日2回しか与えられていなかったら、あまりの飢えで食べ物に執着するようになる犬がいてもおかしくはありません。

(2) 犬がごはんを楽しみにしていて、静かに待てない。

犬の生活は基本的に単調です。

そのため、ごはんだけが楽しみになり、過度に執着する犬がいます。

(3) 犬を待たせ過ぎている。

犬をハウスに入れてから、ごはんを持っていくまで時間が開いているために犬が痺れを切らしたのです。

ごはんの時に犬が吠える時の対処法

(1) ごはんの回数を増やす。

子犬ならば、ごはんの回数を3回から4回くらいにしましょう。

(2) 吠えたら、無視するもしくは叱る

犬が吠えたら、ごはんの準備を止めて無視します。

ただし、この無視するという方法は、犬に人間の意図が伝わるまで、犬は、「ごはんが欲しい」と吠え続けることになります。

犬は自分の要求を通すためなら、朝から晩まで吠え続けます。

それが嫌だという人は、犬を叱るしかありません。

興奮している犬に正面から叱りに行っても興奮を煽るだけなので、大きな音を出して犬を驚かせて静かにさせます。

定規などを床に叩きつけて大きな音を立て驚かせてから、「ダメ!」と声を上げます。

これは犬が吠えている時にやって下さい。

犬は人を正確に値踏みするので、普段から犬に甘く見られている人がやっても効果はありません。

犬にとっては飼い主が1番優しい人であり、1番怖い人でなければいけません。

犬が静かになったら、恐怖心を取るためにたくさん撫でて可愛がって下さい。

(3) 吠える前に、おやつかごはんを少し入れたおもちゃを渡し、時間稼ぎをする。

今はおやつやドライタイプのドッグフードを入れられるおもちゃがあります。

ごはんをあげる前に、少しだけおやつかドライタイプのドッグフードを入れて、犬に渡します。

犬がおもちゃからおやつを取り出そうと奮闘する間に、ごはんの用意をしましょう。

まとめ

犬が吠える原因はごはんの回数が少ない、ごはんが楽しみ過ぎて静かに待てない、犬を待たせ過ぎるといったことが考えられます。

しかし、実際のところ、ハッキリしないことも多いです。

犬の問題行動は原因を見つけることで出来る対策もあるので、「とにかく吠えないで」と思うのではなく、「何故、吠えるのだろう」と観察するクセをつけて下さい。

他に家族がいるのなら散歩に連れ出してもらい、その間にごはんを用意するのも手です。

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