犬がなんだか落ち着きがない……。
飼い主としてもとても心配でなんとかいつものように戻ってほしいと思うのですが、なかなか戻らない。
もしかして、病気のせい? と思いつつも、落ち着きがないという症状だけなので病院に連れて行くのも気が引ける……。
落ち着きがないのは健康なこともありますが、病気が原因のこともあります。
目次
健康なのに犬に落ち着きがない時
気になる音がある。
犬は人間よりも幅広い音、遠くの音が聞こえます。
そのため、人間には聞こえない音が聞こえるために落ち着きがないことがあります。
夜中など犬が一定の方向を気にしていたりする場合、音が原因の可能性があります。
発情している。
発情すると、犬は落ち着きがない場合が多いです。
決して病気ではありませんが、発情が収まるまで待つしかありません。
オス犬は数キロ先のメス犬の発情の臭いをかぎ取り、発情するとも言われていますし、人間の女性に反応する犬もいます。
高齢
身体機能が衰えたなどの理由により、高齢になった犬の中には落ち着きがなくなるものもいます。
精神安定剤や精神安定のサプリメント、マッサージなどを使って落ち着かせましょう。
関節などに問題がなければ、運動をさせることで気分をスッキリさせることも出来ます。
病気が原因で犬に落ち着きがない時
認知症
認知症になると、落ち着きがなくなります。
病院での治療が必要です。
甲状腺機能の低下
こちらも病気なので、治療が必要です。
てんかん
犬の100頭に1頭の割合でいるそうです。
精神的な病気
何かが原因でトラウマを負い、PTSDになってしまうこともあります。
何が原因なのかをしっかりと突きとめてから、どのような方法が取れるかを検討する必要があります。
原因については自然災害というのも珍しくありません。
必要な場合はドッグトレーナーに相談をして、克服するようにしましょう。
他にも、精神的な病気になることがありますから、治療が必要です。
体が痛い
なんらかの原因で体が痛く、落ち着きがなくなる場合があります。
病院で検査が必要です。
まとめ
犬に落ち着きがないのは病気の可能性もあれば、健康な場合もあります。
健康な場合でもあっても、老犬などには相応のケアが必要だと思います。
病気の場合は動物病院で詳しく検査をして、治療をする必要があります。
落ち着きがないという症状は元気がないといったものに比べて病気らしくないので、病院に連れて行くのに躊躇ってしまいますが、素人判断が一番良くないので、迷ったら病院に行きましょう。