子犬を飼い始めた飼い主の多くが悩むのが、犬のトイレの前兆です。
子犬が排せつをするまで、サークルで囲ったトイレに入れるという方法もありますが、24時間入れることは出来ません。
そのため、部屋に出していると、いつの間にか排せつをしていることもあります。
犬がトイレをしたい時は前兆があるので、気付いて、連れていけるようになれば、もっと安心して、部屋に放すことが出来ます。
犬のトイレの主な前兆
(1) そわそわする。
(2) 床をくんくんと嗅ぎまわる。
(3) 後ろ足がぎこちない。
(4) 自分のお尻を気にするようになる。
上記の内のどれかが前兆ですので、どれか1つでもしたら、トイレに連れていくことが理想です。
トイレの前兆を出しやすいタイミングは、
(1) 起床後
(2) 運動後
(3) 食後
上記の3つです。
起床後、運動後、食後はしっかりと犬を観察しましょう。
最初はそわそわしているのかどうか後ろ足がぎこちないのか普通なのかというのは見分けがつかなくても、観察をしていけば分かるようになります。
なお、嬉しい時や服従を表す時にも少量のおしっこを漏らすことがあります。
これは犬でもコントロールが出来ない場合があります。
しかし、前兆がない時もあります。
そのため、失敗しても飼い主自身と犬を責めずに、気長に続けることが大切です。
トイレの基本のしつけ方
前兆を見つけたら、トイレに連れていく
犬は足の感触で、「ここがトイレだ」と覚えます。
そのため、ペットシーツなどの足の感触をしっかりと覚えさせることが大切です。
犬が驚いて、引っ込むことがありますが、10分かそこらでまた催しますから、また連れていきます。
犬が排せつをする時、「ワンツー」などの掛け声を掛ける
掛け声は統一して下さい。
色々な掛け声は犬が混乱し、覚えることが出来ません。
掛け声=排せつと結びつけ、覚えさせます。
犬が「掛け声は排せつの合図なんだ」と覚えれば、掛け声だけで排せつをするようになります。
覚えれば、遠出した時、休憩中に排せつを促すことも出来ます。
成功したら、犬を褒める。
頭を軽く撫でたり、「いい子ね」と声を掛けます。
これにより、ペットシーツで排せつをすると、飼い主が喜ぶと覚えてもらいます。
まとめ
犬のトイレの前兆となる主な行動は4つ。
(1) そわそわする。
(2) 床をくんくんと嗅ぎまわる。
(3) 後ろ足がぎこちない。
(4) 自分のお尻を気にするようになる。
この内、どれか1つでも当てはまった場合、犬をトイレに連れていきます。
犬がトイレをもよおしやすいタイミングは全部で3つ。
(1) 起床後
(2) 運動後
(3) 食後
上記の時はよく犬を観察しましょう。
失敗した時は犬を叱ると、「排せつ=悪」という覚えてしまいます。
そのため、犬を違う部屋に連れていき、その間に、飼い主は排せつ物を処理します。
この時、臭いが残っていると、そこでまた排せつをする可能性があるので、ペット用の消臭剤を用いてしっかりと臭いを消します。