犬のトイレを風呂場にしても大丈夫?

犬がトイレをなかなか覚えてくれなくて、粗相されたシーツなどをお風呂場に置いておいたら、そこでするようになってしまった。

おしっこを洗い流せるので、楽ということでお風呂場をトイレにしていたら、他の人に、「それってどうなの?」と言われてしまった。

風呂場を犬のトイレにするのは多いとは言えませんが、している人もいるのも事実です。

何か問題はないのでしょうか。

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犬のトイレを風呂場にしても大丈夫な理由

犬のトイレはケージの中などにペットシーツを置き、しつける人が多いと思います。

長時間、犬にはケージに入れて飼育をしている人には都合が良いとはいえ、欠点があります。

テリトリーでは排泄をしないという犬の生態に反しているために、しつけに長い時間が掛かるということです。

テリトリーというのはケージの中だけではなく、犬にとっては家全体がテリトリーの場合もあります。

風呂場をトイレにするメリットは普段、犬が立ち入らないもしくは自分がいつもいる場所に比べればテリトリー意識が薄く、すぐにトイレの場所だと覚えやすいというものです。

風呂場以外でおススメの犬のトイレの場所

犬のトイレトレーニングで苦労をしたくない場合は風呂場に限らず、普段、犬がいる場所から離れた場所をトイレに設定することをおススメします。

犬は自分が普段過ごしている部屋から離れた玄関や廊下の隅をトイレとして好むようです。

庭があるのならそこで排泄をさせてもいいのですが、どうしてもキツイ臭いの原因になります。

飼い主は感覚が麻痺して、臭いを感じなくなることがほとんどですが、特に雨上がりなどには糞尿の臭いは強烈ですから、ご近所トラブルの原因になりかねません。

しかし、いぬがどうしても外でしか排泄をしない場合は、糞はしっかりと片付けるか埋めてて下さい。

おしっこに関しては消石灰を溶いた水を庭に週1回撒いて、アンモニアを中和して下さい。

石灰水も市販されていますが、消石灰で作ったほうが安く上がります。

なお、石灰の種類によっては水を入れると発熱してしまうものもあるので、必ず消石灰を使って下さい。

まとめ

犬のトイレを風呂場にするのは、テリトリーに排泄をしないという犬の生態から見ても負担がありません。

恐らく、ケージの中にペットシーツを入れてのトイレトレーニングよりも早くしつけが終わるでしょう。

注意点があるとすれば、下水管に尿石がこびりつく可能性があるというくらいですが、時々、トイレの尿石用の洗剤を使えば問題ないでしょう。

トイレ以外でも犬が普段過ごす部屋から離れた場所なら、トイレと認識しやすくしつけも早く終わるでしょう。

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