犬を飼ったけれど、その犬が異常におしっこの回数が少なくて、1日1回しかしない。
もしかしたら、犬という生き物は1日1回しかしないものなのかもしれないけれど、心配……。
実際の犬のトイレのリズムはどうなっているのか、1日1回のリズムでも大丈夫なのかを解説します。
目次
尿意は基本的に人間と同じだが個体差が大きい
基本的に犬のトイレのリズムは人間と同じです。
水を飲み過ぎればトイレに行く回数も増えますし、したい時にします。
しかし、雄犬などはマーキングのためにおしっこを溜めておけるらしく、1日の回数は少ない場合もあります。
1日1回だけというのは少な過ぎではありますが、そういう犬がいないわけではありません。
何故、1日1回のようなトイレの回数が少ない犬がいるのかというと、犬は自分のテリトリーである家で排泄をしたくないからです。
つまり、家の中では我慢をしているわけです。
理想は家の中でもトイレを設置し、排泄をすることですが、家でしたくないという犬の中には頑なにトイレではしないという犬もいます。
トイレは出来るだけ我慢させないで!
トイレをあまりにも我慢すると犬は様々な病気になってしまいます。
膀胱炎の他に、結石や腎臓の病気の原因になります。
酷い場合は血尿が出たり、それ以外にも様々な症状が出て、犬の体にとって良くありません。
ごく稀に、1日1回の排せつで丁度良い犬もいますが、ほとんどの犬は我慢をしています。
飼い主の中には家の中で排泄はしないようにしつけをした結果、病気になってしまった犬もいるので、1日数回は外に連れて行くといったように配慮をするべきです。
どうしても家の中で排泄をしない犬の場合は、最低でも飼い主が朝と晩の2回、散歩がてら排泄をさせることが大切です。
まとめ
犬が1日1回しかトイレをしないけれど、大丈夫なのか? という疑問に関しては動物病院で検査をした結果、体に異常がなければそれが犬のペースの可能性があるとしか言えません。
通常、犬が我慢を出来る時間は年齢+1時間とされているので、1日1回は少な過ぎると言わざるを得ませんが、中にはそういう犬がいることも確かです。
家の中で排泄をしたくない犬の場合、我慢をしていることが多いので、最低でも朝と夕方にトイレをするためにも外へ行く必要があります。
長い時間、放置をしておくと、病気の原因にもなり犬の体にとって悪いことですから、散歩になかなか行けないという時は家の中のトイレで排泄をするようにしつけたほうが無難でしょう。