犬を飼い始めて、全ての飼い主が悩むのが犬のトイレです。
1つの方法として、犬にトイレを促すというものがあります。
飼い主がトイレを促すことで、犬が排せつを出来るようになれば、遠出中でも休憩中に犬に排せつをさせることが出来ますから、外出の幅も広がります。
どのような方法で、犬のトイレを促せばいいのでしょうか?
犬のトイレを促す方法
排せつの合図を決める。
「ワンツーワンツー」や「チッチッ」などがトイレを促す合図として使われることが多いです。
複数の合図があると上手くいかないので、合図は1つに決めます。
犬と飼い主の間できちんと伝われば問題ないので、「ワンツー」などにこだわらなくても困りません。
犬が排せつをしている最中に、決めた合図を言う
犬が合図=排せつと覚えるまでやります。
犬が覚えるには時間が掛かる場合があるので、なかなか覚えないからといって、無暗に合図を変えるのはいけません。
合図を言った時に、犬が排せつをしたら褒める
犬が正しい行動を行ったことを教えるためにも褒めます。
犬のトイレのしつけでやってはいけないこと
犬がトイレの場所でしなかったからと叱るのはいけません。
犬は人間の言葉を理解出来ない上に、犬の知能ではトイレの場所が違うから、叱られたと解釈することは出来ません。
叱ると、排せつしたことがいけないことと解釈するので、飼い主が目を離した隙に隠れた場所でしたり、証拠隠滅とばかりに排せつ物を食べることになりかねません。
トイレのしつけは、犬が飼い主の目の前で排せつをしたがるそぶりを見せたら、飼い主がトイレに連れて行くことを何ヶ月も繰り返すことが基本です。
叱ったばかりに犬が飼い主から隠れて排せつをするようになったら、折角のしつけの機会を逃すことになりますし、トイレの合図を覚えさせることも難しくなります。
まとめ
犬にトイレを促す方法は、犬の排せつ中に決めた合図を繰り返し言うことで、犬に、「合図=排せつらしい」と覚えさせます。
その後、実際に、合図で排せつさせた時に、褒めることで、「合図=排せつだ」と理解させます。
合図で排せつをさせることが出来れば、特別な時の遠出も日常の散歩でも犬の排せつをコントロールすることが出来るので、トラブルが起こる確率も減るでしょう。
この記事の方法で排せつを促す合図を覚えさせるためには、飼い主が犬の排せつ時に合図を言って、犬に教える必要があります。
そのため、早く合図を教えたいのなら、犬が排せつを失敗しても叱ってはいけません。
犬が本来のトイレの場所で排せつをしなかったからと叱ってしまうと、犬が飼い主から隠れて、排せつをするようになってしまうことがあります。