家に来た初日の犬のしつけについて

初めて犬を飼う時、子犬が家に来た初日はどうすればいいか分からないという方がほとんどです。

小さなお子さんがいるご家庭では子犬と遊びたがるかもしれませんが、遊び過ぎたために、夜に犬の具合が悪くなったということもあります。

遊び過ぎに限らず、犬は家に来てから3日以内に体調を崩すことが多く、ペットショップや動物病院に相談をするという人がかなりの数に上ります。

家に来た初日の子犬の接し方やしつけについて解説します。

初日から数日間はサークルの中に入れる

家に来る子犬は生後2ヶ月から3ヶ月であることが多いです。

生後2ヶ月頃なら、1日の大半は寝ていることがほとんどです。

特に、家に来たばかりは疲れてもいるので、ペットシーツを敷き詰めたサークルの中にクレートを置き、その中に犬を入れて休ませます。

犬にとって、暗くて狭い場所が落ち着くので、クレートの中に自分から入り休むことがほとんどです。

ペットショップやブリーダーの元から連れてくる際に、クレートに入れていたら、そのままサークルの中に置きます。

犬は寝床でトイレをしないので、子犬はペットシーツの上で排せつをするはずです。

なお、1週間したら、サークルの入り口は開けっ放しにして、部屋を自由に歩けるようにしても構いませんが、まだまだトイレに失敗するので、忍耐強く付き合って下さい。

犬は本能から寝床とトイレが近い場所にあるのを嫌うため、いくらしつけをしてもトイレをサークルでしなくなる犬も出てきます。

その場合はクレートもしくはサークルを別の場所に移動したほうが問題は早く解決します。

初日の子犬との接し方

基本的に、サークルの中に犬を入れて休ませます。

様子を窺うことはしてもいいですが、過度の声掛けは厳禁です。

遊びたい気持ちをぐっとこらえて、犬が新しい家族や家に慣れることを優先し、数日間、エサの時以外は外には原則出しません。

初日から遊ぶ過ぎると、犬が疲れ過ぎたり、興奮し過ぎてしまい、具合を悪くすることもあるからです。

もし、活発な子犬だった場合、初日であったとしても休んでいるよりもサークルから出て、探検したがるでしょうが、すぐに出してあげてはいけません。

子犬が外に出たがったから、出してあげたでは、子犬が、「外に出たいと要求をすれば、人間はいつでも出してくれる」と考えます。

犬が鳴き止んだら、短時間だけ出してあげます。

可哀そうに思うかもしれませんが、吠えている時に要求を聞いてもらった犬は、吠えれば人間は自分の言うことを聞くものと学習し、言うことを聞いてもらうまで吠え続けるという将来の問題行動に繋がります。

犬を外に出す場合は排せつしてから出します。

生後2ヶ月の子犬は1時間に1度くらいの頻度で用を足すので、待って下さい。

排せつ後に外に出すのは、部屋の中に排せつをする機会を少しでも減らすためです。

この頃の犬にはトイレのしつけをしても知能が低いのでなかなか記憶をしません。

その代わり、ペットシーツがトイレだと足の感触で覚えさせます。

ペットシーツの感触=排せつと関連付けるということです。

サークルから出た後は犬が部屋や人間を探る時間ですから、人間は犬に何もしません。

犬が人間に近付いても、完全に慣れるまでは犬の好きなようにさせます。

しばらくすると犬は疲れるので、サークルの中に戻し、お休みさせます。

犬が探検中にソワソワしたり床をクンクンしていたら、トイレの合図ですから、サークルに戻して排せつさせます。

排せつすることが出来たら、犬を大袈裟に褒め、「トイレシートの上で排せつ=褒められる」を少しずつ学習させることでしつけます。

初日のしつけといえば、精々これくらいですが、前述したように脳が発達していないので、物覚えが悪いため、期待してはいけません。

夜泣きをする場合はクレートの入り口を布などで見えないように塞ぎます。

初日から数日間はよく夜鳴きをします。

この夜鳴きは寂しさからやりますが、たとえ子犬であったとしても犬の本能から、要求に従ったほうが目下の者という判断をします。

そのため、子犬の寂しいからなんとかしてという夜鳴きに応じてそばに行くと、子犬は吠えたら、人間は言うことを聞いてくれると誤解します。

誤解された場合、子犬が成犬になった頃、家族が留守にし、留守番をした時に、1日中、家族を大絶叫で呼び続ける分離不安という状況になることすらあります。

まとめ

家に来た初日から数日間は子犬は1日のほとんどを眠り、起きてもクレートの中なので、しつけらしいしつけはしません。

あえて言うなら、かまい過ぎないというのがしつけです。

母犬は子犬が生後1ヶ月もすると、最低限の世話としつけ以外はしなくなり、犬も自立心を養わざるを得なくなります。

何故なら、可愛いからとかまい過ぎると、依存心が強い過度に甘えん坊な犬になってしまうからです。

人間に溺愛された犬も同様で、留守番をさせた時に、飼い主と離れたことによる不安から、家をボロボロにしたり吠え続けるという問題行動に発展してしまいます。

それ以外にも、人間が犬の要求を聞くまで吠え続けるようにもなります。

やってきたばかりの子犬と遊びたいという気持ちは分かりますが、犬は子犬の時から、社長、部長、平社員と会社のように人を格付けする生き物です。

そのため、犬の言うことばかり聞いていると、わがままな上に、1人で留守番も出来ない犬に育ってしまいます。

人間は相手が子犬であったとしても毅然にかつ、穏やかに接する必要があるのです。







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