病気じゃないのに犬に元気がない時や落ち着きがない時の対処法

犬がやけに落ち着きがない、もしくは元気がない時がある。

こういう症状は飼い主としても心配になることでしょう。

しかし、原因が思い当たるようなものがあれば、対処の仕方もあります。

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犬に元気がない時の原因と対処法

犬に元気がない時の病気以外の原因として、

(1) 夏バテ

(2) 疲労

(3) 精神的ストレス

上記の3つが考えられます。

犬も高齢になってきた場合、気候によっては疲れやすくなります。

精神的ストレスについては、飼い主と犬とのコミュニケーション不足、引っ越しなどで環境が変わったなどが挙げられます。

大好きな飼い主や他の仲良しのペットが亡くなった場合も元気がないこともあります。

対処法として、夏バテや疲れているのなら、疲れが取れるまで待つしかありません。

コミュニケーションも兼ねて、マッサージをしてあげるのもいいでしょう。

精神的ストレスについては、ストレスの原因を見つけ、飼い主が犬としっかりとコミュニケーションを取ることです。

犬も精神病になることがあるので、よく犬と遊んだり、散歩をしたりしましょう。

しかし、かわいそうなことをしたなと思って、甘やかし過ぎると、犬は増長し、わがままになってしまいます。

こうなると、犬は飼い主に言うことを聞かせるために吠えたり噛んだりするようになります。

愛することと労わることと甘やかすことは違いますから、しっかりとメリハリをつけた接し方をしましょう。

犬に落ち着きがない時の原因と対処法

犬に落ち着きがない時の病気以外の原因として

社会化期から恐怖期

生後2ヶ月から6ヶ月は社会化期と呼ばれ、人や犬を初め、様々な外的刺激を受ける時期です。

個体差がありますが、生後4ヶ月頃には恐怖期というものがやって来ます。

生後4ヶ月頃には犬の脳が発達し、様々なものが理解出来るようになるのですが、その反動か様々なことを怖がるようになるのです。

運動不足

犬をクレートから出したら、落ち着きがないというのは運動不足です。

飼い主との触れ合いも不足していると考えられます。

クレートは運動を充分にした犬を入れるものなので、クレートで犬を飼育するのなら、しっかりと運動をしましょう。

人間には聞こえない音が聞こえる

壁の方向を向いて吠えているという場合は、ねずみなどの小動物が歩いているかもしれません。

山間部や田園といった地域ではその土地特有の動物の可能性もあります。

ペットの犬は約500メートル先の音を聞くことが出来るため、外を歩く動物の音が聞こえるのです。

飼い主がその音は無視してもいいと教えれば、落ち着きます。

しかし、犬が家族のリーダーとなっている場合、群れと仲間を守るというリーダーの仕事を全うするために吠え続けます。

オス犬が発情したメスの臭いを嗅いで、発情した。

時々、飼い主の中には、「ウチの犬はメス犬を見たことがないから、発情はあり得ません」という人がいます。

しかし、未去勢のオス犬であるならば、メス犬の臭いに反応をするのです。

最近、メス犬と会っていなかったとしても、数キロ先のメス犬の臭いに反応していることがありますし、発情したメス犬の尿にも反応します。

メス犬だけではなく、人間の女性に反応する場合もあります。

これはオス犬が女性ホルモンのエストロゲンの臭いに反応しているからです。

オス犬ならば、去勢することがもっとも早い解決方法でしょう。

ストレス

飼い主に構ってもらえていない、引っ越しで家が変わったなどの事情により、ストレスを受けると落ち着きがなくなることがあります。

飼い主と犬がしっかりとコミュニケーションを取り、犬の心のモヤモヤを解消してあげましょう。

この時、遊んだり、散歩でコミュニケーションを取りますが、甘やかし過ぎると犬がわがままになって、問題行動に繋がってしまうので注意が必要です。

まとめ

犬に元気がない時も落ち着きがない時に確認してほしいのは、

(1) 体を痛がっているか

(2) 息遣いは普通か

(3) 食欲は普通か

(4) 散歩に行くか、行った場合はどのような様子だったか

この内のどれかに異常がある場合は念のため、病院に行くべきです。

上記で上げた四項目とも普通だった場合、肉体的には健康である可能性が高いです。

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