仕事から帰り、ケージの中にいた犬を出してあげた後、ただひたすらに何時間も部屋の中を駆け回っていて困るという飼い主がいます。
落ち着きがないために、来客や飼い主に対して、喜びから飛びつくこともあります。
犬が人を好きなのは嬉しいことですし、辛気臭い性格に比べたら、微笑ましい性質ではありますが、飼い主がクタクタに疲れてしまうこともあります。
どうしたら、犬の落ち着きがない性格を落ち着かせることが出来るのでしょうか?
目次
犬の落ち着きがない性格の理由
(1) 先天的
性格というのは犬種でもある程度決まっていますが、やはり個体差もあります。
体力も個体差があり、1日中走り回っても平気な犬もいます。
(2) 若過ぎる。
若者というものはどのような生き物であってもエネルギーが有り余っていることが多いです。
(3) 人が溺愛し過ぎた。
犬との接し方で大切なのはメリハリです。
犬が愛されることは幸せではありますが、しつけがあまり行き届いていないということもあります。
(4) 運動不足
休日はしっかりと犬に運動させているという飼い主さんもいますが、運動好きな犬は次の休日を迎える前に体がなまってしまいます。
犬の落ち着きがない性格を落ち着かせる方法
(1) 運動不足を解消する。
運動をたくさんして、体をまず疲れさせます。
疲れから、落ち着きますが、2時間ばかり運動させても動き続ける犬もいますから、落ち着きがないのは性格や体力によるところも大きいです。
(2) 頭を使わせる。
体を疲れさせる以外にも頭も使わせ、疲れさせてみましょう。
新聞紙を取ってこさせるといった簡単な訓練や芸を仕込むなどをしてみましょう。
落ち着きがない犬というのは何かがしたくて堪らないということでもあります。
犬種によって、得意不得意がありますから、出来そうなものからやらせてみましょう。
(3) しつけ教室に通う。
しつけ教室に通うことで、犬が落ち着くかもしれません。
(4) 年齢を重ねて、落ち着くのを待つ。
ある程度、年齢を重ねると落ち着く犬も多いです。
まとめ
犬の落ち着きがない性格は犬種などの他に、個体差にもよります。
そのため、毎日、何時間走っても平気という犬も時々います。
それに、若さが落ち着きのなさに拍車を掛けることも珍しくありません。
しつけである程度、コントロールすることは出来ますから、しつけ教室に行くのもおススメです。
落ち着きがない犬というのは何かがしたくて仕方がないので、何かをさせてみると物覚えがとても良かったりします。
飼い主との絆を深めるためと頭を疲れさせるために、芸を仕込んだりしてみましょう。