普段は落ち着いているのに、今日に限って落ち着きがない。
いつも落ち着きがないけれど、今日は一段と落ち着きがない。
犬にだって落ち着きがない日はあるのかもしれませんが、飼い主としては健康に問題があるのではないかと心配になってしまいますね。
落ち着きがないという症状で、どのような原因が考えられるかをお知らせます。
目次
健康に影響がない場合の原因
いつもとは違う音が聞こえる
家庭で飼われている犬の聴力は500メートル先の音が聞こえるくらいだと言われています。
いつもとは違う、犬にとっては気になる音が聞こえているのかもしれません。
環境が変わった。
環境が変わり、まだ慣れずに落ち着きがないのかもしれません。
ストレスを感じている。
なんらかの理由でストレスを感じていても落ち着きがないという症状になることがあります。
あまりにも強いストレスを感じている場合は動物病院に行く必要があるでしょうが、根本的な解決策にはなりません。
まずは犬がストレスを感じない環境作りをすることが大切です。
健康に問題があって、落ち着きがない症状の場合
認知症
老犬の場合は落ち着きがないというのは認知症の症状の可能性があります。
甲状腺機能の低下
怒りっぽく、イライラと落ち着きがないと思ったら、元に戻った。
だけれど、また怒りっぽくなっているということが繰り返していたら、甲状腺機能の低下の症状の可能性があります。
てんかん
犬の100頭に1頭がてんかんなのだそうです。
脳の病気で、犬の場合、落ち着きがなくなるという症状がもっとも顕著に出やすいとされます。
精神的な障害
犬も精神病になります。
人間には思いもしない理由で、PTSDになることもあります。
たとえば、目が不自由な犬が庭に遊びに出た時に大きな雷の音が鳴り、驚いてしまったなどです。
体が痛い
犬も病気で体に痛みを感じると、落ち着きがなくなります。
犬の場合、痛みをなかなか表現しようとはしないので落ち着きがないというのは重要なサインです。
まとめ
犬に落ち着きがないという場合、病気の可能性もありますし、病気じゃない可能性もあります。
どちらなのかは動物病院で検査をする必要があります。
特に、老犬の場合は様々な健康問題が持ち上がってくる年代にもなりますから、何かしらは見つかってもおかしくありません。
病気なのかどうか悩むくらいなら検査をしましょう。
病気は早期発見出来れば、治療の幅が広がり、結果的に医療費が抑えられることになります。
検査をした結果、健康に問題がないのに、落ち着きがない場合はドッグトレーナーに相談をするといいでしょう。