犬が背中を向けてお座りをするのは何故?

家にいる時、犬が背中を向けて、座ってくるということがあります。

実害はなさそうですが、毎回毎回、背中を向けられると、「嫌われているのではないか?」と考えることもあります。

犬は何を考えて、背中を向けてお座りをしてくるのでしょうか。

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犬が背中を向けてお座りをするのは安心しているから

走ることが命の犬にとって、後ろ足が怪我をするのは避けたいことです。

そのため、後ろから襲われ、足を怪我しないように、信頼しているもの同士で、背を向け背中を守るように座ることがあります。

つまり、犬にとって背を向けるのは、背を向けた相手のことを信頼し、安心感を抱いているからなのです。

それ以外にも、撫でてとおねだりしていることもあります。

どのような理由にしろ、犬が背を向けてお座りをした場合、背を向けられた人間に対して敵意も悪意もありません。

人が犬に背中を向けられて、複雑な気持ちになるのは、人が背中を向けた場合、自分を知られたくないや恥ずかしいというネガティブな意味を持つからです。

犬が飼い主の正面に自分からお座りをしない理由

犬の世界では正面を見つめ合うということは喧嘩や対立を意味します。

犬の世界の法律は不良に近いものがあり、目が合えば、喧嘩ですし、リーダーには従属するものと決まっています。

そのため、犬の世界ではお互いの顔を見ないという暗黙のルールがあります。

挨拶をする時は他の犬の顔にお尻を向けたり、お尻の臭いを嗅ぎあったりとお尻を通して、行います。

喧嘩をしたくない犬と人が目をあった場合、人間から目を逸らそうとするので、人間のほうも面白がって目を必死に合わせようとしないで下さい。

人間社会にたとえたら、不良が意味なく弱者に因縁をつけ、喧嘩を吹っ掛けているという迷惑行為に他なりません。

犬にとっては遊びになりませんし、「この人間は血の気が多い危ない奴だ」と思われてしまいます。

まとめ

犬が背中を向けて、お座りをするのは飼い主のことを信頼しているからです。

他にも、撫でてとねだっていることもあります。

犬の社会では人間社会のように、向きあったりはしません。

理由は目が合うということは犬社会では争いや喧嘩を意味するからです。

人間が犬に目を合わせた時、もし犬が飼い主を見つめ返してきたら、犬は人間を自分よりも下と見ています。

そのため、人間と目があった時、犬が目を逸らすというのが理想です。

犬が目を逸らすのが面白いからと何度も犬と目を合わせることをするのはやめて下さい。

不良が無害な人に因縁をつけて、喧嘩を吹っ掛けるという迷惑行為と同じだからです。

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