今までは犬がきちんとお座りをしていたのに、ある日、お座りしなくなった。
こういう悩みを抱く飼い主は多いです。
しかし、原因も対処法も様々です。
どうすればいいのかを解説します。
目次
犬がお座りしなくなった原因
甘やかした。
飼い主が犬のお座りや待てのしつけを終えた頃に、ついつい油断し、甘やかした場合、犬は自分が飼い主より立場が上と勘違いをすることがあります。
こうなると、言うことを聞いてくれません。
犬が我がままになっているということです。
お座りや待てのしつけを終えた頃や犬が老いた頃に油断する飼い主が多いです。
犬は自分が尊敬出来る存在を、自分のリーダーや親代わりとして接します。
そのため、尊敬出来なくなると、自分がリーダーや飼い主の親代わりとして振る舞うようになります。
病気
病気で座れなくなったのかもしれません。
老犬
老いて飼い主に過保護にされて、言うことを聞かなくなることがあります。
老いて耳が遠くなり、お座りのコマンドが聞こえていないという場合もあるでしょう。
反抗期
犬も人間と同じように反抗期があります。
この時期は言うことを聞いてくれません。
犬がお座りしなくなった時の対策
病気・老犬特有の身体的変化の場合
病気ならば治療をし、老犬特有の身体的変化ならば飼い主が受け入れましょう。
反抗期・甘やかしたの場合
再度、しつけます。
お座りや待ての訓練からやり直しです。
日常生活の飼い主側の態度を振り返ってみて下さい。
犬への態度は家族全員、一貫性を持って接します。
ボール遊びしてほしい、散歩に行きたいと犬がボールやリードを持ってきた時も、犬にお座りをさせてから、一緒に遊んであげます。
エサを与える時も犬にお座りをさせてから、与えます。
まとめ
犬がお座りしなくなった時の理由や原因は様々です。
犬が老いて耳が遠くなったり、関節の痛みなどで座るのが出来なくなってきた場合、無理強いはしてはいけません。
反抗期や甘やかした結果のわがままの場合、再度しつけを行い、日常における犬との接し方を見直しましょう。
甘い顔をし続けていると、お座りしなくなったという問題以上の問題である吠えるや噛みつくといった行動に発展する可能性があります。
これは、犬が、「人間はなんでも自分の思い通りに動くんだ」と思い、噛むことで更に、効果があると学んだ結果です。
そうなれば、最終的には飼い主では手に負えなくなり、犬も飼い主も不幸になりかねません。
そのため、お座りしなくなった程度の小さな問題の段階で見直すことが重要です。
犬と飼い主の関係を見直すいい機会を得たと思い、再度、やり直しましょう。