お座りは犬を落ち着けたい時に必要となるので、犬のしつけの中でもとても重要で基本的なものです。
きちんとしつけをされた犬ならば、ほとんどがお座りを出来るはずです。
ある時、犬にお座りをさせてみたら、なんだかお座りが変になったように見えるということもあります。
思わず、笑っちゃうようなポーズでお座りをしている犬もいますが、何故なのでしょうか。
犬のお座りが変な理由その1 楽
犬は骨格などの問題で、お座りが変なポーズになることは珍しくありません。
オネエのような女座り、横座り、足を前に投げ出すような不思議な座り方まで様々あります。
手足の長さが関係をしている場合もあるようですが、犬が楽な態勢でお座りをしていることのようです。
動物病院で診断を受けて、異状なしならば特に気にする必要はありません。
骨格や手足の長さが関係しているかもしれないと描きましたが、お座りが変なポーズなのには、特に犬種は関係なく、幅広い犬種でお座りが変な犬はいます。
犬のお座りが変な理由その2 病気
お座りが変なのは、犬がたまたま楽な姿勢を取っているからだけではありません。
中には病気が原因で楽な姿勢を取るしかない場合もあります。
いつも足が同じ向きで座っているや急にお座りが変になったという時は注意が必要です。
股関節形成不全や脱臼、ヘルニアと骨や関節に関する病気の可能性があります。
犬種によって股関節形成不全、脱臼、ヘルニアに掛かりやすいものがいますから、一度、病院で検査することをおススメします。
一見、犬に異常がなさそうに見えても、犬は我慢強い生き物のため、痛みを我慢します。
そのため、飼い主から見ても犬が明らかに痛がっているという場合は、犬にとってかなり痛みで辛い状況であることが多いです。
一見、痛がっていなかったとしても病院で検査をしましょう。
まとめ
犬のお座りが変なのは病気の可能性もあります。
股関節形成不全や脱臼、ヘルニアといったもので、大型犬小型犬関係ありません。
これらの病気に掛かりやすい犬種というものは存在しますので、飼い主は自分が飼っている犬が掛かりやすい病気を知っておくことが重要です。
病気じゃない場合のお座りが変な理由についてはイマイチ分かりません。
犬が楽な姿勢だからというのがおおよその理由だとは思いますが、お菓子をもらう時だけしっかりとお座りをする犬というのもいるようです。
人間が座るポーズの真似をしているだけかもしれませんから、実際の所は犬に聞いてみなければ分かりません。