犬が吠えるとなるかもしれない病気と対策

犬は吠えるのが仕事と昔の人はよく言ったものですが、実際の所、今のように動物に関する知識があるわけでもなかったので、しつけが出来なかっただけでしょう。

今でも犬のトラブルの第1位は吠えることが原因となっています。

しかし、過度に吠えると犬にとっても病気のリスクが上がることになります。

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犬が吠えるとなるかもしれない病気とは?

吠え過ぎると肛門に過度な負担が掛かり、腸が飛び出すことがあります。

これを会陰(えいん)ヘルニアといい、病気の1つです。

ただ、これは未去勢の犬や高齢犬に多くみられる病気ですから、吠えていなくても掛かるリスクはあります。

治療法は外科手術が一般的です。

肛門周辺のトラブルなので、異常があれば一目で分かりますから、すぐに病院に連れて行きましょう。

通常は外に出てこない臓器が露出するという状態なので、放置することはおススメしません。

一般的に医療費は初期の症状の時がもっとも安く済みますので、経済的な面からでもおススメです。

犬が吠えなくする方法

吠える犬の声帯を手術しても吠える動作は止まりませんし、肛門への負担もそのままです。

この場合は、犬が吠える原因を探る必要があります。

子犬の頃から留守番がちで、1匹でいる時間が多いと情緒が不安定気味になり、吠え止まないという犬がいるのも事実です。

その場合は犬との信頼関係を第1にします。

ストレスでも吠えますから、たくさん運動をさせましょう。

そして、充分に信頼関係を構築し、ストレスも解消し終わったら、吠えたら叱ります。

これで、犬に吠えたらいけないということを教えます。

吠える犬に対して、「ダメ!」と大きな声で、怖い顔で叱り、犬にいけないことをめいっぱい伝えます。

犬にとって、1番優しい人と1番怖い人が飼い主という認識にならなければ、いくら叱っても効果はありません。

犬は人を正確に値踏みするので、常に犬より強い人なんだと印象付ける必要があります。

上手くいかない場合は定規で床を叩きつけるなどして大きな音を出して、驚かせます。

静かになったら、たくさん褒めてあげます。

これを繰り返すことで、犬に吠えることはいけないことだと理解させます。

まとめ

犬が過度に吠えることは会陰ヘルニアという病気になるリスクが上がります。

この病気は未去勢のオス犬や高齢犬に多い病気ですから、吠えなくてもなる時はなってしまいます。

治療は外科手術が一般的ですが、再発のリスクもあります。

しかし、リスクは出来る限り抑えたいものですし、吠えることはご近所トラブルに繋がりやすいので、出来るだけしつけで吠えることを抑えるようにしましょう。

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