夜中に犬が吠える時の対策

無駄吠えは犬のトラブル第1位です。

無駄吠えはご近所トラブルにも発展しやすく、即効性のあるしつけを求める飼い主も多くいます。

しかも、夜中に限って吠える犬もいるので、ますますトラブルになってしまいます。

どのように犬を夜中に吠えないようにすればいいのでしょうか。

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夜中に犬が吠える5つの理由

(1) 日中の時間が暇過ぎる。

日中にケージの中でお留守番をさせていると、体の中に元気が有り余った状態になり、夜中に吠えることになります。

(2) 物音がする。

夜中は夜行性の動物が動きまわる時間でその音が聞こえているのかもしれません。

静かな時間なので、普段、聞き慣れない音が聞こえるということもあるでしょう。

田園地帯だと、夜中に吠えてばかりの近所迷惑な犬が亡くなった途端、畑が荒らされるようになったという話もあります。

(3) 寒いか暑い

快適な環境でなければ眠り辛いのは人も犬も一緒です。

外飼いされている犬が冬の深夜に吠えていたら、寒いということを一所懸命に訴えています。

犬が眠りやすい環境を作ってあげましょう。

(4) 病気

高齢犬などが認知症になっている場合は夜中であろうと吠えるようになることもあります。

この場合は治療をするしかありません。

(5) 寂しい

犬は群れの仲間で固まって眠るのが習性です。

そのため、1頭だけでは寂しく感じる子もいます。

夜中に犬が吠えないようにする方法

(1) 運動や頭を使わせて、エネルギーを発散させる。

犬にたくさん運動をさせたところで、猛スピードで体力が回復していきます。

人間よりも遥かに体力の回復が早いです。

しかし、体を使わせないと、エネルギーが解消出来ません。

そのため、犬を完全に疲れさせるためには頭を使わせることが大事です。

頭の疲労は回復が遅いとされています。

運動をさせた後は、家のどこかにおやつを隠して探させたり、おやつを入れたおもちゃを渡しましょう。

おやつを手に入れるために頭を使います。

あとは芸を教えましょう。

犬は芸を覚えようと頭を使います。

なお、犬種によっては成犬では芸を覚えられない犬もいますが、頭を使わせることが大切なので、覚える覚えないの問題は後回しです。

(2) 無駄吠え防止グッズを使用

吠えたら、超音波が出るというグッズがあります。

超音波で犬に耳障りな音を出し、不愉快な思いをさせるというものです。

なお、人間には聞こえませんし、犬と人双方ともに健康に影響はありません。

四六時中使うと犬が慣れてしまうので、夜中だけ使いましょう。

無駄吠えで電流が流れるようになる首輪というものもありますが、人間の成人男性でも全身が痺れ、上半身は全く動かせなくなり、喋られなくなるくらいのショックを与えます。

現在は一部の国では販売が禁止されています。

即効性を謳うこのグッズは購入しないほうが無難ですし、このようなアイテムを使って、万が一犬の精神や体がおかしくなっても販売元が責任を取ってくれる保証はありません。

(3) レタスを与える

レタスは安眠効果があるとされ、人間の不眠症の対策に薦める医者がいるくらいに優れた野菜です。

しかも、犬が食べても何も問題はありません。

犬を充分に疲れさせたら、相乗効果を狙って毎日寝る前に食べさせてみましょう。

なお、レタスを食べさせただけでは犬も人も眠りません。

理由は薬のように濃い成分が入っているわけではないからと、食べただけで眠ってしまう野菜なら市販出来ないからです。

あくまでも、犬を疲れさせた後に、眠りに入りやすくするために食べさせます。

(4) 飼い主の側で眠らせる

犬は群れで身を寄せ合って眠っていたので、1匹だけだと寂しい場合があります。

夜中に吠えるという場合は、1度飼い主が寝る部屋で眠らせて様子を見て下さい。

その日、吠えなかったら、寂しくて吠えているということです。

飼い主の側で眠らせてあげて下さい。

まとめ

犬が夜中に吠える理由は日中、体を動かさないために元気が有り余っていたり、病気だったりと様々あります。

単純に、犬にとっては眠れないくらい暑かったり寒かったりで眠り辛いということもあります。

犬が夜中に吠えることを止めさせる簡単な方法は日中、体と頭を存分に使わせて満足させることです。

他にも無駄吠えをしたら、犬が不快な思いをする超音波が鳴るグッズもあります。

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