犬が吠えるのは大地震の前兆って本当?

大災害が起きると、動物園の動物やペットたちが種類を問わずに様々な不審な行動をしていたとテレビ番組で取り上げられることがあります。

犬も例外ではありません。

しかし、犬が吠えることは日常でもよくありますし、それ以外の地震の前兆とされる行動も日常の中でするものばかりです。

そのため、いつもと様子が違う行動をしたからといって地震が来るかどうかは分かりません。

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地震の前兆の時に犬がとる行動

・そわそわして、落ち着きがなくなる。

・怯えたり、怖がるようになった。

・気が立ち、飼い主を噛む場合もある。

・遠吠えをしたり吠えるようになる。

・餌を食べない。

・下痢や便秘。

犬によって前兆行動は様々ですが、日常や病気の時にもある症状です。

犬が地震の前兆を感じる理由

詳しい理由は分かりません。

しかし、いくつかの説はあります。

地震で発生する電磁波を感知している。

オオカミに比較的近いプリミティブドッグと呼ばれる秋田犬や柴犬、シベリアンハスキーなどのほうが電磁波を感知しやすいようです。

一般的に電磁波に反応するのは10匹中1匹の割合といわれます。

帯電エアロゾルという微粒子を感知している可能性

地上に放出された電磁波によって、大気中のちりや水蒸気が電気を帯び、それを帯電エアロゾルといいます。

大気中のイオン濃度が急激に高まることから、それを感知している

地震によって出来た大地の亀裂からラドンが放出されるのが、イオン濃度を高める原因だそうです。

以上の3つの原因があります。

家庭犬で地震の前兆行動をするのは2割ほどで、野生動物のほうが前兆行動をする割合は高いといいます。

犬が感知出来るのは震度が5以上の地震とされます。

犬の前兆行動が吠えるなどの日常生活でも行うものなので、家の犬に地震を感知してもらうことは難しそうです。

まとめ

犬などの動物たちが地震前に吠えるなどするものもいます。

原因は地震の前に発生する電磁波や帯電エアロゾルやイオンを感知しているのではないかと言われています。

しかし、まだハッキリと確定しているわけではないので、今後の研究に期待です。

言えることがあるとすれば、地震の前兆を知るのに犬をアテにしてはいけないということだけです。

大地震が起きた直後などは犬がいつもより吠えるなど普段と様子が違う場合は、地震の前兆行動ではないかと思うこともあるでしょうが、冷静に体を痛がっていないかなど体調を確認しましょう。

地震の前兆を察知出来る犬は家庭犬の2割しかいない上に、滅多にこない震度5以上の地震しか感知してくれないのです。

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