犬がジャンプをして人間に飛びかかっていく。
小型犬ならば、多少、大目に見れますが、犬の体が大きくなればなるほど、飛びかかられる人間の負担は増し、力が弱い人だと押し倒されることもあります。
怪我をされても困るので、犬がジャンプをしないようにするにはどうしつければいいのでしょうか。
犬がジャンプをする理由
犬が嬉しい場合も、「どっか行け!」と主張する時もジャンプをします。
犬の様子から飼い主が判断をして下さい。
やめさせるには、
(1) 犬にジャンプはいけないことだとしつける。
(2) 犬にジャンプをしたら、嫌な思いをすると教える。
この2つを中心にしつけます。
犬にジャンプをやめさせるしつけ方
(1) 無視をする。
犬がジャンプをしてきても無視をします。
この時、犬を見てもいけません。
犬を見る、構う、声を掛けることは犬にポジティブなイメージを与えてしまいます。
犬が落ち着いたら、撫でたり、褒めたりします。
こうすることで、犬に、「ジャンプは構ってもらえないから嬉しくないし、嫌がっているらしい」と思わせ、行動を直してもらいます。
(2) 犬がジャンプしそうになったら、「おすわり」をさせる。
犬が「おすわり」をしたら、褒めてあげます。
こうすることで、犬にジャンプより「おすわり」のほうが良い行動であることを教えます。
(3) 犬がジャンプしてきたら、前足を掴む。
犬の前足を掴みます。
犬が嫌がって離れたら、褒めます。
もし離れなかったら、力を強くします。
これでも駄目なら、犬の後ろ足を足で触ります。
これで大抵は離れるはずですから、離れたら褒めてあげて下さい。
もし駄目なら、後ろ足を上から足で押して下さい。
犬を嫌がらせる方法なので、最終手段として行って下さい。
まとめ
犬がジャンプをする場合のしつけは、
(1) 犬にジャンプはしてはいけないことを理解してもらう。
(2) ジャンプをしたら、嫌な思いをすると理解してもらう。
犬が上記を理解するように進めます。
そのため、飼い主はジャンプしてくる犬に対して、
(1) 無視をして、ジャンプはいけないこと&嫌な思いをすることを理解させる。
(2) ジャンプしようとする犬に、「おすわり」をさせて、好ましい行動を教える。
(3) 犬の前足を掴んで、嫌な思いをすることを教える。
のどれかを行うことで、犬にジャンプはいけないと教えますが、犬の前足を掴むのは最終手段です。
どの方法が良いかは犬によって違いますが、犬がジャンプをやめた時や離れた時はすかさず褒めてあげましょう。