犬が「待て」の時によだれが出るのは何故?

エサを見せ、「待て」をさせたら、口から尋常じゃないよだれが出てくるという犬がいます。

尋常じゃなくても、エサを見せながら、「待て」をさせた時、よだれが出てくるという犬も多いと思います。

飼い主としては、「こんなによだれが出て大丈夫なのか?」と心配する方もいる方もいるでしょう。

「待て」の時に犬のよだれが出るのは何故なのかを解説します。

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犬が「待て」の時によだれが出る理由

食べ物を見せられ、「待て」を指示された犬からよだれが出るのは普通です。

犬は汗腺が少なく、体温が上がると、口で体温を調節します。

その時、よだれも出やすくなるのです。

喜んだり嬉しい時にもよだれが出ますし、ミニチュアシュナウザーなどの一部の犬種はストレスを感じた時にも出ます。

そのため、エサを見せられた時の「待て」でよだれが出るのは食べ物を前にして、テンションが上がっているからでしょう。

ただし、食事の時に、「待て」を長くやり続けようとすると、犬の所有欲や早食いを助長することになりますから、犬が落ち着くのを待つ程度に、「待て」を行いましょう。

よだれが多い犬種

基本的にどの犬もよだれは出ますが、よだれが多い犬種というのは存在します。

唇に締りがないユルイ犬は特に出やすく、耳が垂れている犬はよだれが多いといわれることもあります。

犬種を上げると、

(1) ブルドック

(2) セントバーナード

(3) ブラッドハウンド

(4) マスティフ

(5) レトリーバー

(6) パグ

上記で上げた犬は大型犬が多いですが、体が大きいだけあり、そのよだれの量は尋常じゃないものもあります。

そのため、よだれが出ている時に顔を振られた時には部屋中に飛び散ることもあります。

犬のよだれを人間が止めるのは難しいため、飼い主は犬の顔を拭いてあげる必要があります。

まとめ

犬にエサを見せながら、「待て」をさせた時に、よだれを垂らすことがあります。

これは正常な反応であり、健康な証拠です。

犬は汗腺が少なく、体温調節を口で行うため、よだれが垂れやすいという特徴があります。

犬のよだれは人間のよだれよりも殺菌効果が高いものですが、人間が止めようとして止められるものではないので、顔を拭いてあげて下さい。

犬種によっても、よだれが垂れやすいものは存在します。

セントバーナードといった大型犬の他に、パグもよだれが垂れやすいです。

唇が緩んでいるような犬はよだれが垂れやすい傾向があり、耳が垂れている犬もよだれが垂れやすいといわれることもあります。

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