犬の拾い食いの症状と応急処置について

犬が散歩中に拾い食いをしてしまった。

場合によっては中毒などの症状が出ることもあります。

どのような症状なのかを知っておくと、万が一の時に役に立つかもしれません。

スポンサーリンク
dog-discipline.comレクタングル大

中毒の原因と症状

まず、犬の拾い食いによる中毒の症状は、食べた物により様々です。

悪意のある人が、犬や猫が好きそうな食べ物に一服持っていることもありますし、犬が食べてはいけない植物や食べ物を食べることでも症状が出ます。

分かりやすい症状として、

(1) 下痢

(2) おう吐

(3) 痙攣

(4) えづき

(5) 震え

(6) 血尿

(7) 泡を吹いた。

以上が挙げられます。

原因が中毒によるものなのか拾い食いにより内臓が傷ついたのかそれとも体内のどこかでつっかえているのかは飼い主が飲みこんだもので判断をして下さい。

石を飲みこんだのなら、内臓が傷ついているか詰まったかのどちらかですし、植物やチョコなら中毒症状です。

特に、小動物を狩るために生まれたテリア種や地面に落ちた鳥を回収するレトリーバー系の猟犬は、特に注意が必要です。

これらの犬種にしてみれば、落ちているものはとても興味をそそられますし、拾うことで本来持っている狩猟本能も満たされ、精神的にも満足が出来ます。

犬が拾い食いをして飲み込んだ時の応急処置

飲みこんだものにもよりますが、犬にとっては有害な植物やチョコといったものの場合は塩を舐めさせてから、水を飲ませて吐き出させます。

その後、病院へ行き、必要な処置を受けます。

木の枝や大きな石といったものを飲みこんだ場合も即座に病院に行きます。

木の枝やロープなどは体内で引っ掛かったり、体内を傷つける可能性があるので、飼い主が取り出すのは危険です。

吐き出したら、元気になったと思っても油断をしてはいけません。

最悪、腸閉塞になることもあるので、様子を見るといったこともしてはいけません。

動物病院は医療費が高いからと、病院に行くのを渋る飼い主もいますが、症状が悪化するほど治療は複雑になるので、医療費は高額となっていきます。

初期の段階で治療を受けることが一番、安く医療費を抑える秘訣です。

まとめ

犬は好奇心が強いため、拾い食いをしてしまう動物です。

理由は拾い食いをすることは悪いことと学んでいないからです。

拾い食いにより、トラブルが起こるのは拾い食いをしていいものと悪いものを学んでいないからです。

犬に拾い食いをしていいものとして悪いものを教えることも可能ではありますが、拾い食いをするのは悪いことと根気強くしつけることが問題解決の近道です。

なお、症状については犬が食べた物により異なりますから、一概に断定することは出来ません。

スポンサーリンク
dog-discipline.comレクタングル大

dog-discipline.comレクタングル大

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする