犬のちょうだいのしつけ方

犬にちょうだいをしてもらえるようになると、犬とボール遊びが出来るようになります。

しかし、犬にちょうだいをしてもらうのは意外と難しいものです。

どのようにして、ちょうだいをしつければいいのでしょうか。

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犬のちょうだいをしてもらうために

まず、ちょうだい成功の秘訣は犬との信頼関係と主従関係がしっかりしていることが重要です。

犬も好きな人や自分よりも上の立場の人ならば、物をあげても仕方ないと思います。

ただし、犬より立場が下の人が犬からちょうだいをしてもらおうとすると、嫌がった犬に噛まれるリスクがあります。

犬より人間の立場が上か下か好きか嫌いかで犬の態度は如実に変化しますから、人間は常に犬より上の立場でいることを意識します。

犬が脳の発達がまだ少ない生後4ヶ月初頭くらいまでの子犬であるならば、ちょうだいをしつけるよりは何も考えず、犬と遊んだほうが良い場合もあります。

遊びを通して、犬と人の信頼関係を築くことを優先するということです。

ちょうだいの場合、犬と人が遊んでいたら、犬が自然と覚えていたということもあるコマンドなので、焦らず行いましょう。

犬のちょうだいのしつけ方

まず、タオルでも専用のおもちゃでも良いので引っ張りっこをします。

犬と人双方が引っ張りあう状態になったら、人はそれ以上、引っ張ることをせず、じっとします。

犬がつまらないと思って、タオルやおもちゃを離した時に、「ちょうだい」と言い、犬を褒めてあげます。

犬がちょうだいを覚えるまで、時間や日を変えて教えます。

なお、引っ張りっこは犬が獲物に噛みつく動作の再現ですから、犬が興奮し過ぎることがあります。

その場合は即座にやめて、飼い主は犬におすわりをさせ、落ち着かせて下さい。

これを繰り返すことで、犬は落ち着いていないと遊んでもらえないことを学びます。

犬が落ち着いていないとしつけも出来ませんし、言うことも聞いてくはくれませんので、しっかりと犬をコントロールしましょう。

まとめ

犬のちょうだいのしつけは飼い主と犬との信頼関係や上下関係をしっかりとしていることが大切です。

子犬に教育熱心であることは決して悪いことではありませんが、犬の脳の発達状態もあるので、すぐに覚えないからといって無理にさせないことです。

ちょうだいを教える時は引っ張りっこ遊びの中に取り入れることで、教えることが出来ます。

引っ張りっこは興奮しやすい犬もいるので、犬が興奮したらすぐに犬におすわりをさせます。

犬が興奮状態の時にしつけをしても覚えないし、人の言うことも聞かないので、人間がちゃんと犬の様子を観察して対応をしましょう。

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