ジェスチャーを使った犬のしつけ方

犬におすわりなどを教える時、言葉以外にもジェスチャーを使ったほうが犬も覚えやすいとよく言われます。

これは犬も人間の声全てを正確に聞きとれているわけではないからです。

犬は人間の母音は聞き取りやすいといわれていますが、子音になると聞きとり辛いといいます。

そのため、言葉による指示以外にもジェスチャーを取り入れたほうが良いと言われるのです。

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ジェスチャーを使った犬のしつけ方

おすわりなどの合図を出す時、指などでジェスチャーも行うだけです。

ジェスチャーに関しては人と犬の間で伝わればいいので、なんでも構いません。

一般的に多いのは人差し指を1本立てたらおすわりの合図といったものです。

なお、犬が混乱しないように、おすわりや伏せなど1つ1つのコマンドのジェスチャーは別々にします。

しかし、おすわりをさせた後、大抵、待てをさせるような場合は、おすわりと待てのジェスチャーが一緒になっても構いません。

飼い主と犬の間で伝わりやすいように自然と変化するのは当然だからです。

犬が慣れてきたら、ジェスチャーだけでも出来るようになります。

ジェスチャーを使って犬をしつける時の注意点

事前にアイコンタクトが出来ていると、犬はしつけを覚えやすくなります。

ジェスチャーの合図はこれと決めたら、犬が混乱してしまうので簡単には変えないこと。

家族でジェスチャーは統一すること。

家族バラバラにジェスチャーをしてしまえば犬は混乱しますし、覚えなおさなければいけません。

私生活でも飼い主の何気ない手がたまたま合図と同じになった場合、犬がそのコマンドを行うことがありますから、その時でも「よし」とコマンドを解除し、褒めてあげます。

訓練会や競技会といった場に犬を出す場合、ジェスチャーがNGの場合があります。

そのため、訓練会や競技会を考えている場合、ジェスチャーによるしつけは向きません。

まとめ

犬にとって人間の声は母音ならよく聞こえますが、子音はあまり聞こえないとされます。

そのため、人間の言葉による合図よりもジェスチャーのほうが伝わりやすいようです。

ジェスチャーをしつけに取り入れる時は犬と人間が混乱しないような手の合図にします。

犬と飼い主と家族の間だけで使われる記号なので、形にルールはありません。

人差し指を一本立てたらおすわり、グーで伏せ、パーで待てなどこのような感じで決めていきます。

ジェスチャーは犬から見えればいいので、人が多い場所やうるさい場所でも犬に伝わりやすいのがいいですね。

ただし、訓練会や競技会といった場所への出場を検討している場合、ジェスチャーが禁止になっていることがあるので、やめたほうがいいでしょう。

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