犬のマーキングを散歩中にさせないしつけ方

稀に、メス犬でもマーキングをしますが、多くはオス犬が自分の強さや存在を示すためにマーキングを行います。

そのため、多頭飼いをしているような家庭の場合、序列の低いオス犬は上位の犬に遠慮をしてマーキングをしません。

マーキングは足を上げて行うので、出来ればやめてほしいと思っている飼い主も多いです。

基本的には、散歩中のマーキングは飼い主が犬をコントロールして、させないようにすることが大切ですが、どうすればいいのかコツをお伝えします。

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子犬の頃からマーキングをさせないしつけが重要

オス犬が足を上げ、排せつをしようとしたら、飼い主が足を下ろしてあげるということを繰り返します。

犬が足を上げて排せつをしてはいけないんだと理解するまで何ヶ月もこのしつけを繰り返します。

他の犬のマーキング姿を見せないことも重要だとも言われています。

足を上げて排せつさせたくないという場合は、足を上げて排せつをするようになる前に、去勢することも視野に入れて下さい。

多くの犬で、生後6ヶ月頃からマーキングを始めるとされますが、個人差があるので、生後3ヶ月でも足を上げて排せつをする犬もいます。

去勢は生後5ヶ月からすることが出来るので、5ヶ月までにマーキングをしたことがない犬に対しては有効です。

去勢をすると、子どもっぽさを残したまま大人になるので、扱いやすいというメリットがあります。

足を上げて排せつをするようになった犬の場合、足を上げての排せつが習慣化している可能性が高いので去勢の効果は低いでしょう。

一度、足を上げて排せつをするようになった犬のマーキングをしつけで止めさせることはとても難しいことです。

マーキングをさせない散歩の仕方

マーキングをするようになった犬に、マーキングを止めさせる方法は難しいので、させないようにします。

基本的に、散歩の主導権を飼い主が握ることで、犬にマーキングをさせません。

犬が電柱などの臭いを嗅いで、マーキングをしようとしても飼い主は立ち止ることなく、歩き続けます。

マーキングや排せつをする場所を飼い主が決め、指定した場所でのみ排せつをさせます。

この時、トイレコマンドを教えておくことで、指定の場所で排せつをさせることができます。

まとめ

犬のマーキングはしつけでやめさせることはとても難しいです。

そのため、やめさせるのではなく、子犬の頃からマーキングをさせないようにしつけていくのが基本となります。

マーキングをしたことがない犬ならば、去勢も有効な手段ですが、マーキングをするようになった犬の場合は効果は薄いです。

成犬になっている場合は、散歩中のマーキングや排せつをする場所を飼い主が決めます。

やり方は散歩の時に、飼い主が主導権を握り、早歩きを心掛け、犬がマーキングのために立ち止ろうとしても指定した場所以外では立ち止まることなく通り過ぎます。

これで、犬にマーキングをさせる隙を与えません。

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