名前を呼んでも来ない犬に「呼び戻し」をしつける方法

犬の名前を呼んでも来ないという飼い主は多いです。

過去には自由に犬が走り回った結果、交通事故に巻き込まれたということもあるので、名前を呼ばれたら犬が飼い主の元に来るのが理想です。

では、どのように、「呼び戻し」をしつけたらいいのかを解説します。

犬が名前を呼ばれても来ない理由

犬が飼い主をリーダーと認めていない

人間の世界でも部下の指図に喜んで、従う上司はいません。

犬は群れの仲間をランク付けする動物であり、犬も人間を自分よりも下と感じた場合、言うことは聞きません。

そのため、名前を呼んでも来ないのです。

この場合は人間が犬に尊敬され、信頼関係を築くところから始める必要があります。

犬を呼び戻すためには、最低限でも犬にお座りをさせることが出来なければいけません。

過去に、呼ばれたから行ってみたらところ、いいことがなかった

呼ばれた犬が人間に近付いたら、急に抱き上げられ、ビックリしたり、叱られたなど嫌な思いをした場合、呼ばれても来なくなります。

これは、いいことがなかったし、逆に嫌な目に遭ったと学習してしまったからです。

呼ばれたら戻るという習慣がない

名前を呼ばれたら飼い主の元へ行くという習慣を知らないので、名前を呼んでも来ないのです。

おすわりと同様に、教える必要があります。

犬の「呼び戻し」の教え方

(1) 初めての時は室内で行います。

これは、外では刺激が多く、犬の集中力が続かないからです。

(2) 少し離れた所から、おもちゃやおやつを見せながら、犬の名前もしくは「オイデ」「来い」と呼ぶ。

呼ぶ時は、名前でも「オイデ」「来い」といったコマンドでもいいので、とにかく1つに統一して下さい。

犬の世界では鳴き声という音で理解するため、「オイデ」や「来い」と言葉を使い分けても犬には意味が理解出来ません。

犬がおやつやおもちゃにつられてやって来たら、大袈裟に褒めて、おやつやおもちゃを与えます。

これを何回も繰り返します。

犬に、「呼ばれて飼い主の元に行ったら、いいことがある」と徹底的に学習させます。

その後、お菓子やおもちゃという犬への報酬を、大袈裟に褒めるや撫でるにシフトしていくので、とにかく大袈裟に褒めて下さい。

その後、徐々におやつやおもちゃを減らし、褒めるや撫でるという報酬だけで満足するようにしていきます。

(3) 近付いてきた時に絶対に怒らない・絶対に犬に嫌な思いをさせない。

近付いても嫌な思いをすると思われたら、名前を呼んでも来ないようになります。

そのため、飼い主が普段から、犬を叱るといった犬にとって不快な思いをさせる時は、「ポチ、ダメでしょ」というように名前を使ってはいけません。

叱る時は犬を見て、「ダメ」の一言で充分です。

叱る時に大切なのは、怒っているぞと伝えるための気迫です。

犬の名前を出してもいい時は、「ポチ、遊ぼう!」「ポチ、ごはんだよ!」など犬にとってポジティブなもののみになります。

まとめ

犬の名前を呼んでも来ないのは

(1) 犬が飼い主をリーダーと認めていない。

(2) 過去に呼ばれて行ったら、嫌な思いをした。

(3) 名前を呼ばれたら、飼い主の元に行くという習慣がない。

のどれかになります。

狩りをして、食料という報酬を得てきた犬にとって、行為に対する報酬というものはとても大切なものであり魅力的なものになります。

そのため、犬が呼ばれて飼い主の元に行ったら、おやつやおもちゃをもらえて、いいこと(報酬)があったとなれば、犬はきちんと呼べばやってくるようになります。

しかし、一度でも嫌な思いやがっかりすると、危険や嫌なことなどを回避するために飼い主の元へ行きません。

そのため、呼び戻し成功のコツは犬を呼んだ時に、報酬として犬が喜ぶことのみを与えることで、絶対に嫌な思いをさせないことです。







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