犬がトイレを壊す時の対処法

犬を留守番させるために、ケージの中にトイレとベッドを一緒に入れているという方も多いと思います。

しかし、犬の中にはトイレを壊してしまうものもいます。

トイレを壊される度に買い換えるのもかなりの出費ですし、犬の歯にも悪いです。

一体どうしたら、いいのでしょうか?

犬がトイレを壊す原因

歯が痒い

乳歯から永久歯に生え換わるタイミングは犬にとってもっとも歯が痒く、なんでも噛んでしまう時期です。

犬は歯が痒くて堪らないので、噛まなければいけない時期でもあります。

恐らくケージの中に噛むものがなく、丁度いい噛み応えのトイレトレーを噛むようになったと考えられます。

この場合は、噛み心地が違うおもちゃを複数、犬に与え、トイレトレーから気を逸らします。

なお、この歯が痒い場合は成長と共に自然と収まることが多いです。

ケージの中にいる時の暇潰しとしてトイレを壊してしまう。

留守番中にケージを壊してしまうのなら、広いサークルを用意するか1室用意し、犬が動けるようにするのも対策の1つではないでしょうか。

その中に多数のおもちゃを用意したり、転がすとおやつが出るおもちゃを用意するのもいいでしょう。

数時間おきにテレビがついたり消えたりする設定にすることで、犬への刺激を増やすことも出来ます。

構ってもらったり、ケージの外に出してもらいたい

ケージの中にいると退屈なので、人に構ってもらいたい、外に出してほしい。

どうしたら、構ってもらえるのだろう、外に出してもらえるのだろうと思った時、トイレを壊したら、構ってもらえた。

このような経験を犬がすると、人に構ってもらったり、外に出してもらうためにトイレを壊すようになります。

運動不足&刺激不足

普段はケージに入れて、短時間の散歩の時にだけ出してあげるという飼い方をする人がいます。

うさぎの飼育ならばこれで正しいのですが、犬の飼い方ではありません。

たとえ、愛玩犬の小型犬種といえども無茶というものですから、狩猟犬の血を引くテリアやフントとついた活動的な小型犬種の飼育はもっと無理です。

このような飼い方は犬の精神衛生上もとても悪いものです。

様々な問題行動が起きても仕方ありません。

犬にとっての散歩は運動不足解消以外にも獲物を探す探索行動や縄張りの見回りの疑似行動です。

ボール遊びは獲物を狩る時の疑似行動であり、狩猟本能を満たす遊びです。

嗅覚で何かを探させるというものは犬に頭を使わせる遊びです。

犬の中には穴掘りが好きな犬種もいれば、泳ぐのが好きな犬種もいます。

毎日とは言いませんが、週に何日かは犬の体を存分に動かし、本能を満たす遊びと頭を使わせる遊びが必要です。

寝床にトイレがあるのは嫌だ

犬は成長すると、寝床とトイレを分けたくなります。

そのため、トイレを壊すという場合もあるでしょう。

これは巣とは別の場所にトイレをするという先祖から引き継いだ習性であり、人間がトイレで寝ないのと一緒です。

トイレのしつけを続けることで、ケージの中に寝床とトイレを一緒にすることは可能ですが、犬の習性を無視してのしつけなので、長い時間が掛かります。

犬がトイレを壊す時の対処法

犬をケージから出す

子犬の内なら、ケージでの生活も仕方ありませんが、ケージの中でトイレが出来るようになったタイミング辺りで、ケージから犬を出すべきです。

ケージを出て生活を始めない限り、人間の家で暮らすためのルールは身につきませんし、排せつはケージにあるトイレまで戻ってするものということも身につきません。

家具を噛もうとしたら、人間に叱られたなどといった経験を積むことで、良いこととダメなものを覚えていくのです。

犬から目を離さずにいられる時間はケージから出し、室内で自由にさせるべきです。

犬をケージに入れておくだけでは飼い主と犬との関係が築くことが出来ないので、しつけの効果も上がりません。

ビターアップルなど犬が不快に思うものを塗る

ビターアップルはリンゴの苦み成分を抽出したもので、犬のしつけ用に使われるものです。

これをトイレに塗ってみましょう。

犬は苦みを嫌がって噛むことをやめるはずですが、効果があるなしには個体差があります。

おもちゃを用意する

犬がトイレトレーを噛もうとしたら、おもちゃを与え、そちらを噛ませます。

ちゃんと噛んだら、褒めてあげます。

こうすることで、トイレトレーよりおもちゃを噛んだほうが良いと覚えさせます。

ケージから出し、刺激を充分に与える

犬は心身ともに満足すると、疲れてしまい、ケージに戻っても何かを噛む気力を失い、寝てしまいます。

体の疲れはすぐに回復するので、頭を使わせるような遊びをするのがコツです。

ケージからトイレを出すか寝床を変える

犬は自分の年齢+1時間はトイレを我慢出来ると言います。

犬は本来、寝床とトイレを一緒にしない動物ですから、成長すると、寝床にトイレがあるのを嫌がるようになります。

そのため、犬が成長したら、ケージからトイレを出すか寝床を変えたほうが、トイレを壊されることもなくなるでしょう。

犬が留守番をケージでするという場合は、夜の寝床を変えましょう。

犬の寝床については、犬と人の関係がしっかりと構築されていれば、犬に自由に決めさせて構いません。

しかし、犬は感触でトイレを覚えます。

ペットシーツと感触が似ているカーペットやベッドなどは、犬によってはトイレと誤認する可能性があるので夜用の寝床を用意することをおススメします。

まとめ

子犬ならば、歯が痒くてどうしても噛んでしまいますが、成長と共に収まることがほとんどです。

犬がトイレを壊す原因の1つは長時間、ケージの中に閉じ込められ、ストレスが溜まっていることにあります。

元来、犬は巣穴にトイレを設ける動物ではありませんし、獲物を探したり縄張りを見回る習性があり、長時間、同じ場所でじっとしている動物でもありません。

ケージで長時間じっとしていて、トイレと寝床を一緒にしてもいい動物はうさぎであり、犬ではありません。

ケージは管理が楽なため、人間からほったらかしにされやすく、歯が痒いのに、噛むものがなかったり、退屈過ぎるという状況に陥りがちです。

犬は獲物や食べ物を探し、歩き回る動物であり、長時間のケージはストレスの元であり、物を噛むという問題行動にも繋がりやすいという側面を持ちます。

犬は肉食動物ゆえに、獲物を探す時や捕まえる時に走りまわりながら、頭を使うため、動物の中では高い知能を持っているのです。

そのため、普段でも頭を使わせ、遊びなどを通して刺激を与え、充分な運動をさせなければいけません。







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