ポメラニアンのしつけ方と性格~トイレ・噛み癖・無駄吠え

ポメラニアンは小型で可愛らしい見た目をしているので、世界的に人気が高い犬です。

性格も家庭犬として理想的なものとなっていますが、トイレ、噛み癖、無駄吠えに悩む人も多いです。

どのようにしつけていけばいいのかを解説します。

ポメラニアンの性格としつけ方

基本的な性格は遊び好き、友好的、活動的、聡明、社交的、外交的というものですが、飼い主に依存的で警戒心が強いという特徴もあります。

飼い主といることが大好きなので、しっかりとしつけをしないと分離不安症になることも。

環境の変化に敏感で、散歩などの些細な変化でも警戒心顕わに吠えることがあり、無駄吠えが癖になることもあります。

先祖はスピッツ系のサモエドといわれており、愛玩用として小型化していきました。

小型犬の中では出自がハッキリとしている犬だからか体も丈夫な傾向にありますが、人気犬種の常として需要を満たすために血統を無視した交配で量産されている可能性があります。

ペットショップでの購入の場合は、健康で丈夫というのはあまり過信をしないほうがいいでしょう。

普通サイズよりも小型化されていることをウリにしている場合も血統を無視した交配で生み出された可能性が非常に高く、その場合は性格・健康面で難ありの可能性も上がり、最悪、しつけの効果もありません。

犬をアクセサリーとして持ちたいという人は医療費と近所からの苦情を覚悟する必要があり、ポメラニアンと楽しく暮らせればいいという人は体のサイズは気にしないようにして下さい。

友好的で社交的、外交的という性格を引き出すためには、生後2ヶ月から3ヶ月の社会化期に多くの人と犬と触れ合い、可愛がってもらうことが必要です。

生後4ヶ月を過ぎてから触れ合いを開始しても警戒心が勝る可能性があります。

しっかりとした交配で生まれたポメラニアンは小さなお子さんがいる家庭や老人がいる家庭でも理想的です。

飼い主依存の傾向があるので、家に常時、誰かいることが理想です。

たとえ、飼い始めるのが成犬だったとしても会社通勤をしている単身者や留守がちの家庭には向きません。

ポメラニアンのトイレ・噛み癖・無駄吠えのしつけ

トイレ

仕事などで留守にし、長時間、ケージの中でトイレとポメラニアンを一緒に入れておく環境で飼育をしている飼い主はほとんどがトイレのしつけに苦戦をします。

それというのも、生後6ヶ月くらいまでは飼い主が犬につきっきりで世話をすることが理想だからです。

人間の赤ちゃんをトイレに入れておいてもトイレは覚えないので、トイレの使い方を母親が何回も教えるように、犬にも同様の方法でトイレを教える必要があります。

子犬の頃からトイレをしたそうな素振りを見せたら、トイレに連れていくことを繰り返すことで、犬は自然とトイレの場所と使い方を覚えることが理想ですが、長時間留守がちにする家ではこの過程が抜けているため、上手くいかないのです。

トイレトレーニングに近道はありませんから、ケージの外に出し、トイレに行きたそうな素振りをしたら、トイレに連れて行き排泄を、「ワンツーワンツー」の掛け声で促します。

犬がトイレを1匹で出来るようになるまで繰り返します。

噛み癖

噛み癖を矯正するためには、何故、噛むようになったのかの原因を知ることが必要です。

犬は噛むことで遊ぶ動物なので、子犬とおもちゃもなく遊んでいると手をおもちゃと解釈するようになり、噛むようになります。

あとは、間違ったしつけにより手を怖くなった場合もあります。

噛み癖を直すためには犬の性格に応じたしつけが大切です。

「ダメ!」と叱り、無視し、しばらくしたら噛んでもいいおもちゃを動かし、気を引き、そのおもちゃで遊ばせるという方法は物分かりがいい少し怖がりやおっとりとした性格の子に向きます。

噛んできたら、子犬をひっくり返し、子犬の体から力が抜けるまでそのままにする方法は、遊び好きで「ダメ!」と怒っても噛んでくるようなめげない性格の子に向きます。

リードをつけ、犬が噛んできたら、犬の首近くのリードを持ち、犬の頭を軸にしてひっくり返す方法は、やんちゃが過ぎる性格の子に向きます。

飼い主がだっこをよくしている場合、犬はいざという時に逃げられないため、見知らぬ人が撫でようとした時など噛みやすい傾向にあります。

無駄吠え

ポメラニアンは仲間思いで飼い主とずっと一緒にいたいと思うタイプですから、よそ者や見知らぬ環境では警戒心から吠えることがあります。

それが癖になると、無駄吠えに悩まされることになります。

吠えたら、ポメラニアンの顔を見て、「ダメ!」ときつい強い声で叱り、吠えることはいけないことだと教えることが大切です。

常にだっこされたりしていると、体の自由がなく、何かあっても逃げられないので、余計に吠える傾向があります。

無理な血統による交配から生まれた犬の中には、いくらしつけをしても無駄吠えをやめられない犬もいますが、この場合は犬の問題行動に精通している獣医といった専門家に相談をする必要があります。

まとめ

ポメラニアンは理想的な家庭犬の性格をしていますが、無駄吠えに悩まされやすいので日本の住宅事情では難しい犬かもしれません。

周囲に音が漏れない環境で飼えるのであれば、子供がいる家庭、女性しかいない家庭、老人しかいない家庭と幅広い家庭に向いています。

ただし、留守がちの家庭には向いていません。

留守番を前提にするのなら、しっかりとしつけが必要です。

まだ犬を飼っていないのなら、犬よりも猫やウサギのほうが留守がちの家には向いていますから、そちらの飼育を検討したほうが無難です。

小型犬は体が小さいので、自衛のためにどうしても吠えやすい傾向にあります。

小型犬のケージに被せる消音カバーなども売っているので時には活用することが大切でしょう。

特にこれといった大きな遺伝性疾患もなく、長生きしやすい犬ですが、より小型のポメラニアンが欲しいという場合は様々な疾患に悩まされたり、ちょっとした食べ物ものどに詰まらせたりする可能性もあるので、医療費は覚悟しましょう。







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