犬の車の飛びつきをやめさせる方法

犬が散歩の時に、走っている車に飛びつき、困っているという飼い主は少なくありません。

犬が事故に遭うリスク以外にも、あらゆる職業の人が車を運転しているのですから、飼い主もトラブルに巻き込まれるリスクを常に背負うことになります。

なんとか犬に車への飛びつきをやめさせる方法についてお伝えします。

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犬が車に飛びつく理由

犬は生まれつきの狩猟本能から動くものを追い掛ける習性があります。

車は犬にとっては程よいスピードで走るわけですから、追い掛けるのに丁度いいのかもしれません。

なお、犬に狩りの様子なんて見せたことがないから、うちの犬に狩猟本能なんてと思う飼い主がいるかもしれませんが、犬は教えられなくても動物を狩ることが出来る生き物です。

それが、狩猟本能ですから、犬に我慢を教えていくことが大切です。

犬が車に飛びつくのをやめさせる方法

(1) おすわりと待てを覚えさせる。

(2) 散歩では出来るだけ、犬が飼い主の真横を歩くようにしつける。

犬が先頭を歩いていると、出来事に対して犬が自分で考えて対処せざるを得ません。

一方、飼い主が真横か前を歩いていると、飼い主が犬より先に出来事に対処出来るので、急な飛びつきも制止することが出来ます。

犬が前を歩いたら、飼い主は動かずに前に進んではいけません。

おやつでつってでもいいので、犬を呼び寄せ、褒めてから、改めて犬が向かおうとした方向とは反対に歩き出して下さい。

再度、犬が前を歩き出したら、同じことを繰り返します。

(3) 犬が飛びつきそうになったり、車が来たら、おすわりと待てを命じ、飼い主に注目させます。

犬が飛びついてからでは遅いので、飛びつきをする前におすわりと待てを命じます。

犬が車に注目をしている場合は脇腹や後ろ足といった犬の急所を軽くつついて、正気に戻します。

痛がるくらいつつくのはやり過ぎです。

後ろ足や脇腹はとてもデリケートな部分なので、呆然とした人間に肩を軽く叩いて正気に戻すくらいの感じで大丈夫です。

(4) 犬が落ち着くまでお座りをさせる。

犬に狩猟本能を我慢させます。

落ち着いたら、散歩を再開して下さい。

まとめ

犬が車に飛びついてしまうのは、持って生まれた狩猟本能です。

犬は持久力に優れ、人間よりも疲労回復のスピードも速い上に、1日10キロ以上走っても平気な犬種も多いです。

そのため、一般家庭でペットとして飼われている犬は日常的に運動が足りない上に、狩猟本能を見たされていないことも多いです。

犬は運動不足と狩猟本能の欲求をきちんと満たしてあげると問題行動が減る傾向にあります。

もしかしたら、それが車に興味を持ってしまう原因の1つかもしれません。

そのため、犬の運動不足解消のためにルームランナーを導入するというのも1つの方法です。

狩猟本能はボール遊びで満たすことが出来ます。

週に1度は犬がへとへとになるくらい動き回らせ、ボール遊びで狩猟本能を充分に満たすということを目標に生活してみましょう。

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