チワワのしつけ方と性格~トイレ・噛み癖・無駄吠え

チワワは世界で一番小さな犬種です。

その可愛さから、飼育する方も多いと思います。

しかし、小さいながらに噛み癖や無駄吠えなどのしつけに手を焼いているという人がとても多いのが実情です。

どのように、しつけを進めていけばいいのでしょうか?

チワワの性格としつけ

基本的な性格は溌剌、勇敢、敏捷、献身的、警戒心が強いというもの。

メキシコ原産で、アステカ族に飼育されていたとされていますが、ハッキリとした歴史は分かっていません。

小さく可愛らしい犬のため、アクセサリーとして飼いたいという人も多く、無理な繁殖がされていて、性格に問題があったり問題行動を抱えている個体が多いのも実情です。

そのため、温和なチワワは少ないです。

勇敢というだけあり、自分から大型犬にも喧嘩を売りにいくという無謀な一面があります。

可愛さからか甘やかされている個体が多く、怒られないことをいいことに容易に喧嘩を売りにいき、大型犬を悪者にするという悪賢さもあります。

飼い主は可愛さに負けずに、しっかりと自分の犬をしつける心の強さが必要です。

だっこしやすい犬種ですが、見知らぬ人たちが出入りするような環境でだっこばかりしていると、身動きが出来ないゆえに自分を守ろうと攻撃的になることがあります。

勇敢さは攻撃的や無謀さにも繋がりやすいものです。

その場合はチワワのベッドを部屋の隅や空いているデスクの上に置くなどして、居場所を作ってあげて下さい。

社会化期の過ごし方が非常に重要な犬種です。

生後2ヶ月から3ヶ月からだっこでの散歩に連れて行き、色々な人や犬に触れ合わせて可愛がってもらって下さい。

成長すると警戒心が強くなり、容易に環境を受け入れられずに、散歩に行くことも他の犬や人との触れ合いも出来ないかただひたすらに吠える犬になります。

警戒心の強さという生来の性質があるので、成長してからの社会化は難しいと一般的には言われています。

一部では社会化のためのトレーニングをしている施設もありますが多くはありません。

社会化をどうしてもしたいからとドッグランに連れていくことはおススメしません。

チワワが怖がる可能性があるのと、犬は本能的に恐怖や不安といった弱みを持った動物を狩るように出来ています。

ドッグランに恐怖心が強いチワワを連れていった場合、攻撃のターゲットにされる可能性があります。

チワワのトイレ・噛み癖・無駄吠えのしつけ方

トイレ

1日中、留守がちでケージの中で飼育しているという場合、トイレを覚えるのには長い時間が掛かります。

犬飼育の理想は犬をケージの外に出し、催しそうになったらケージのトイレに連れて行き、「ここで排泄をするんですよ」と何回も繰り返して教えてあげることだからです。

生後2ヶ月から3ヶ月の犬は脳がまだ未発達でトイレの場所を覚えることは難しいので、何回も繰り返すことで覚えさせると同時に、催したらトイレに行くということを習慣化させます。

こうすることで、少し成長し、物覚えが良くなった頃にはトイレの場所や使い方、催したらその場で出さずにトイレに行くということを実行することが出来るようになります。

1日中、ケージの中にいる犬は自分の好きなタイミングで排泄をするので、最悪、垂れ流しです。

トイレの場所や使い方、催したくなったらどうするかを教えてくれる人がいないので、トイレを覚える機会が少ないのです。

失敗するからという理由で、ますますケージから出してもらえない犬もいますが、失敗を前提にケージの外に出すことが大切です。

犬がそわそわしたら、トイレに連れていき、「ワンツー」のコマンドで排泄を促すということを繰り返します。

休日や帰宅後にしか時間がないという人は自分の時間を捨て、犬にだけ付きっきりで触れ合い、世話をして下さい。

そんなの無理という人は、自分の都合を犬に押しつけ過ぎです。

人間の赤ちゃんにだってトイレトレーニングをするのと一緒で、犬にも必要なのです。

トイレのしつけに失敗した結果、ずっとオムツをつけたままという犬が少なからずいますから、出来ないのならば、オムツの世話を犬の生涯する覚悟を決めて下さい。

飼い主の引っ越しや病気といった事情で犬を手放さなければいけなくなった時、たとえ愛護団体に渡したとしても犬に未来があるかどうかは分からないのが犬の人生です。

そのため、トイレがきちんと出来ることは重要な要素になります。

噛み癖

チワワの噛み癖は珍しいことではありません。

改良され過ぎた結果、様々な弊害が出ている犬種でもあるからです。

ただ、何故噛むようになったかの原因を知る必要があります。

飼い主に思い当たる節はありませんか?

何を噛みますか?

手ならば、間違ったしつけで手に恐怖心を抱いた可能性があります。

間違ったしつけというのは犬が悪いことをした時、口を掴むというものです。

本来、軽い力でキュッとすればいいのですが、力強くギュッとやってしまう人がいます。

犬は口で食べる、掴む、呼吸の3つもしているので、非常に重要な器官です。

まずは、犬に手は怖くないということを教える必要がありますから、手で体を撫でます。

触れない状態になっている場合は撫でられて気持ちがいい櫛などを使ったり、口輪に慣らしてから装着し、撫でます。

ちなみに、犬を叱る時は強くキツイ声で、「ダメ!」の一言だけでいいです。

大切なのは怖い表情と気迫で犬に伝えるぞと思いを強くすることです。

もしくは一度、噛んだら、自分にとって好ましい結果となったので、これにより、噛み癖をするようになった可能性もあります。

つまり、噛むと人間が怯んだり、言うことを聞いたりするということを学習したのです。

犬は相手が弱いものと見たら、どこまでも押して譲歩させます。

噛まれても逆に、「痛いよ! やめて!」と怒鳴り返すくらいの強さが飼い主には必要で、相手がチワワとはいえ精神的タフさが求められます。

人間側も痛いということを知らせるために、チワワの背中を噛むことをするのもアリです。

理由は、犬は幼い頃に兄弟犬と噛みあうことで痛みを知り、加減をしますが、日本のペット犬はそんな機会はないからです。

「ウチの可愛い子にそんなこと……」とオロオロとしてはいけません。

ウチの可愛い子も本気を出せば、人間の腕の一部を千切り噛むことが出来るくらいの身体能力は持っています。

無駄吠え

小型犬は自分の身を守る手段が乏しいため、吠えることで身を守ろうとします。

そのため、無駄吠えをする犬は少なくありません。

他にもいくつか理由があり人気犬種なので、無理な繁殖のせいで先天的によく吠える性格になったりします。

幼い頃に母犬と兄弟犬たちと引き離されて心の傷が出来ても吠える性格になることがありますし、飼われてからも1日中ケージの中にいると、触れ合いがないために、安心感を得られず性格に影響が出る場合もあります。

社会化がうまくいかないと、警戒心の強さから見知らぬ人には吠えるようになります。

吠えたら、犬の正面に立ち、しっかりと顔を見て、「ダメ!」と大きくキツイ声で叱ります。

犬が恐がるくらいが丁度良いです。

吠えなくなったら、体をたくさん撫でてあげ、犬の恐怖心をとってあげます。

基本的にこれを繰り返します。

大切なのは犬に吠えることはいけないことと伝えることです。

吠える理由が先天的なものでない限りはこれを繰り返すことで改善するはずです。

うまく犬を叱れないという人は道具を使います。

定規を床に叩きつけ、大きな音を出し、叱るや犬の足元に金属製の灰皿を投げつけ、大きな音で驚かせるという方法があります。

まとめ

チワワは小型犬なので、女性でも力負けせず扱えますが性格などに難点もあり、温厚な性格のチワワは稀です。

犬と楽しく暮らしたいと思っている人には決しておススメ出来る犬種ではありません。

ペットショップの「あまり大きくなりません」という言葉はセールストークなので、鵜呑みにしないようにしましょう。

小さい犬を欲しがる人はより小さな犬を欲しがる傾向にあるため、無理な交配が進められ、先天的な要因により無駄吠えや噛み癖、何かしらの疾患を持つ犬も珍しくありません。

極小サイズの場合、その問題は更に多く、少し大きな食べ物をあげただけで詰まらせたりもし、乳歯も手術で抜く必要がある、様々な疾患を併発するなど病院にお世話になる機会は他の健康的な犬に比べれば多いでしょう。

理由は極小サイズは近親交配で生み出すことが多く、マイナスの要素も強化されてしまうからです。

チワワはアクセサリー代わりに飼育されたり、チワワの意思が無視されるような手荒な扱いを受けたり、逆に大事にされ過ぎてお散歩はベビーカーといったような過保護過ぎる扱いを受けることもあります。

それはチワワには多大なストレスとなっているので、飼育する上ではしっかりと犬という生き物として尊重してあげることが大切です。

警戒心の強い性格なので、生後2ヶ月から3ヶ月に社会化がうまくいかなかった場合は、過度な人見知りや散歩も出来ない、無駄吠えをし続けるといった不自由な性格になることもあります。

小型犬な上に、無理な交配をされているので無駄吠えや噛み癖が多い傾向にありますから、しつけを頑張っても抑えることは出来ても満足いく改善は出来ない場合があります。







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